米アラスカ州の州知事選世論調査で民主党候補優位に、選挙予想は「接戦」に変更
(米国)
調査部米州課
2026年09月18日
米国の非営利団体AARPは9月17日、11月に投開票が行われるアラスカ州知事選挙に関する世論調査結果(注1)を発表した。民主党候補のジョナサン・クライス・トムキンス氏(元州下院議員)への投票を予定する回答者が40%と、共和党候補のバーナデット・ウィルソン氏(20%、経営者)を大きく引き離した。また、両名に共和党候補のデビッド・ブロンソン前アンカレッジ市長(14%)、トレグ・テイラー元同州司法長官(6%)が続いた(未定は18%)。同州の予備選は、政党に関係なく全候補者を対象とし、上位4人が本選に進む。
調査会社コエフィシエントが同日発表した世論調査(注2)でも、同州知事選挙を想定した問いで、民主党のトムキンス氏の支持率が43%と他候補を引き離した(注3)。
なお、予備選で2位になった民主党のトム・ベギッチ元州上院議員は、8月28日に選挙戦から撤退することを表明し、トムキンス氏への支持を表明した。この結果、民主党有権者の投票がトムキンス氏に集約され、同氏が優位な構図となっている。一方、共和党では候補者3人に支持が割れる状況になっている。
選挙情報サイト、クック・ポリティカル・レポート(CPR)は9月10日に、同州知事選挙の予想格付けを「共和党かなり優勢」から「共和党やや優勢」に変更したが、9月17日にさらに「接戦」に変更した。共和党候補が今後絞り込まれることを見越して、一騎打ちの構図となることを見込んでいる可能性がある。なお、勝敗予想格付けは、(当選)確実、かなり優勢、やや優勢、接戦の順となる。
オレゴン州の知事選挙予想は共和党健闘で民主党「やや優勢」に変更
CPRは9月10日、オレゴン州知事選の予想格付けを民主党にとって「かなり優勢」から「やや優勢」に変更した。民主党候補の現職ティナ・コテク知事にとって厳しい戦いになっているという。
超党派団体グロウ・オレゴンが9月に実施した世論調査(注4)によれば、オレゴン州知事選挙を想定した問いでは、共和党候補のクリスティン・ドレーザン州上院議員の支持率が45%と、民主党のコテク氏(43%)をわずかに上回った。
州知事選の動向は2026年4月22日付地域・分析レポート参照。
(注1)実施時期は2026年9月8~11日。対象者は、アラスカ州の投票予定者800人。
(注2)実施時期は2026年9月14~17日。対象者は、アラスカ州の投票予定者799人。
(注3)ウィルソン氏の支持率は20%、ブロンソン氏は17%、テイラー氏は6%。
(注4)実施時期は2026年9月11日。対象者は、オレゴン州の投票予定者600人。
(松岡智恵子)
(米国)
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