スウェーデン、議会選挙の暫定集計結果が公開、野党連合が僅差でリード

(スウェーデン)

ロンドン発

2026年09月17日

スウェーデンの議会選挙が913日に実施され、暫定集計結果が公開外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますされた。

現地時間916日午後1045分時点で開票率は99%超に達し、議席数(定数349)は野党連合が176議席、ティドー連合が173議席となり、野党連合が僅差でリードした(添付資料表参照)。野党連合では、前首相のマグダレーナ・アンデション氏が党首を務める社会民主党(得票率28.0%)が最大政党となったものの、前回選挙から2.3ポイント下回り、同党にとって史上最大の落ち込みとなった。その他の3つの野党、中央党(7.0%)、緑の党(6.1%)、左翼党(8.4%)は、得票率をわずかに伸ばした。

また連立与党のティドー連合(注1)では、現職のウルフ・クリステルソン首相率いる穏健党(19.9%)、キリスト教民主党(6.2%)、自由党(5.3%)が得票率を伸ばした。一方、極右政党とされるスウェーデン民主党は、前回選挙で躍進し(2022年9月13日記事参照)、現政権でも閣外協力の立場をとっているが、得票率は前回選挙から3ポイント下落(17.5%)した。同党は議会選挙で初めて得票率を落とした。

自由党は過去1年間の世論調査で支持率が低下し、8月時点では議席獲得が危ぶまれていた(注2)。しかし、その後短期間で支持率を回復させ、前回選挙から得票率を0.7ポイント伸ばして19議席を確保した。スウェーデンの政党支持率調査会社TV4/ノバス(Novus)は、同党は主にスウェーデン民主党などの支持者の票を獲得したと報じた。

なお今回の選挙の投票率は84.3%だった。また、期日前投票による投票数は過去最高を記録し、海外在住のスウェーデン人の投票率も過去最高に達した(916EXPRESSEN)。

議会選挙の最終結果は、91920日ごろに発表される予定。

(注1)穏健党、スウェーデン民主党、キリスト教民主党、自由党で構成され、4党合意をまとめたストックホルム近郊のティドー城にちなんで「ティドー連合」と命名された。

(注2)議席獲得基準は4%の得票率を上回る必要がある。

(バリオ純枝、篠崎美佐)

(スウェーデン)

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