サウジアラビアとBIEが2030年リヤド万博の協定締結、フランスが最初の参加契約国に
(サウジアラビア、フランス)
リヤド発
2026年08月31日
サウジアラビア政府と博覧会国際事務局(BIE)は8月25日、フランスのパリにおいて、2030年に開催予定のリヤド万博(EXPO 2030)への参加国・国際機関の参加条件などを定める協定(SEE Agreement、注)に署名した。また同日、フランスがリヤド万博への参加契約に署名した最初の国になったことも発表された。
同協定は、開催国サウジアラビアが公式参加者を受け入れるために必要な条件を整備することを正式に約束するものであり、各国・国際機関などとの個別の参加契約締結に向けた重要なステップと位置付けられている。同事務局によると、同協定は公式参加者に付与される特典や特別条件を保証する法的枠組みを提供することで、万博への参加を促進することを目的とする。既に135カ国超が参加を表明しているという。
同事務局のディミトリ・ケルケンツェス事務局長は「協定の締結は、2030年リヤド万博の準備における重要な節目である」と述べた。
また、フランスの参加契約については、フランス館の設置場所や展示面積、テーマなどが定められる。2030年リヤド万博のタラル・アルマリ最高経営責任者(CEO)は、フランスが最初の参加契約締結国となったことについて、「国際参加の機運の高まりを示す重要な節目である」と評価した。フランス側の万博運営機関であるフランス万国博覧会公社(COFREX)のジャック・メール社長は、リヤド万博はフランスの創造性やイノベーション、ノウハウを世界に発信する機会になると述べた。
なお、リヤド万博は2030年10月1日から2031年3月31日まで開催される予定で、200を超える国・国際機関などの公式参加者と4,200万人の来場が見込まれている(2026年7月21日付地域・分析レポート参照)。
(注)BIEの規則に基づき開催国とBIEが締結する協定で、参加国・国際機関の権利や特典などを定める法的枠組み。万博への国際参加を促進することを目的とし、最初の協定は2008年サラゴサ国際博覧会に先立ちスペイン政府との間で締結された。
(加藤皓人)
(サウジアラビア、フランス)
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