米ミシガン州連邦上院選の民主党予備選で進歩派候補が勝利

(米国)

調査部米州課

2026年08月06日

米国のミシガン州で8月4日、中間選挙の予備選挙が行われた。州知事選挙の民主党予備選では、ジョスリン・ベンソン州務長官が8割超の得票率(NBCニュース、開票時91.9%)で、クリス・スワンソン氏(ジェネシー郡保安官)を退け、勝利した。

共和党予備選では、ドナルド・トランプ大統領が支持するジョン・ジェームス連邦下院議員が約5割の得票率(NBCニュース、開票時94.8%)でペリー・ジョンソン氏(経営者)を退け勝利し、本選で民主党のベンソン氏と対戦する。

連邦上院選挙の民主党予備選は、アブドゥル・エルサイード氏(元ウェイン郡保健局長)が接戦を制して、ヘイリー・スティーブンス連邦下院議員を抑え、本選に進む。共和党では、マイク・ロジャーズ元連邦下院議員が、他候補不在のため共和党候補となり、民主党のエルサイード氏と本選で対戦する。

同州連邦下院の共和党予備選では、トランプ氏が支持する現職のジャック・バーグマン氏(第1区)、ジョン・ムーレナー氏(第2区)、ティム・ウォルバーグ氏(第5区)らが勝利し、本選に進む。

調査会社ミッチェル・リサーチ・アンド・コミュニケーションズが7月下旬に実施した世論調査(注1)によれば、ミシガン州の連邦上院選を想定した問いでは、エルサイード氏とロジャーズ氏の支持率は45%で同率だった。進歩派とされるエルサイード氏が、本選で幅広い層の票を獲得できるか注目される。

カンザス州では連邦上院選挙予備選結果を受けて、選挙予想が変更に

カンザス州でも8月4日、連邦上院選挙予備選が実施され、民主党はアダム・ハミルトン氏(牧師、注2)が勝利し、トランプ氏が支持する共和党現職のロジャー・マーシャル氏と本選で対戦する。

この結果を受けて、選挙情報サイトのクック・ポリティカル・レポート(8月5日付)は選挙予想を、共和党にとって当選確実から、かなり優勢に変更した。

勝敗予想格付けは、(当選)確実、かなり優勢、やや優勢、接戦の順となる。

中間選挙の関連情報は、2026年7月23日付地域・分析レポート参照

(注1)実施時期は2026年7月28~29日。対象者はミシガン州の投票予定者672人。

(注2)全米最大級のプロテスタント・キリスト教会である合同メソジスト教会の牧師であるハミルトン氏は、当初は無所属での立候補を検討していたが、最終的に中道派民主党員として立候補した。

(松岡智恵子)

(米国)

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