ウクライナ、シビハ氏が外相、フマラ氏が国防相に就任

(ウクライナ)

キーウ発

2026年08月25日

ウクライナ最高会議(国会)は8月19日、ボロディミル・ゼレンスキー大統領が前日に提出したアンドリー・シビハ氏の外相、エウヘニー・フマラ氏の国防相への任命案を承認した。

シビハ氏は2024年9月から、2026年7月14日に総辞職したユリア・スビリデンコ内閣まで外相を務めており、総辞職後は外相代行となっていた。フマラ氏は保安局(SBU)幹部から、内閣総辞職を受け国防相代行を務めていた(2026年7月23日記事参照)。

シビハ氏の外相就任案には、出席した325人の議員のうち266人が賛成した。シビハ外相は、今後の外務省の主要な優先課題として、(1)公正な和平の実現、(2)欧州・欧州大西洋統合の推進、(3)ウクライナのアイデンティティーの維持と、世界各地のウクライナ人コミュニティーと祖国との関係強化、の3点を挙げた。

一方、フマラ氏の国防相就任案には312人の議員が賛成した。同氏は2026年1月14日から7月16日まで約半年間国防相を務めたミハイロ・フェドロフ氏の後任となる。

ウクライナの法律では、国防相は文民であることが求められており、軍に対する民主的な統制や、国防分野における財政・意思決定の適切な管理を確保することを目的としている。フマラ氏は国防相就任に伴い、SBUでの職を離れ、軍務から退いた。フマラ氏はこれまでSBUの少将で、15年以上にわたりSBU特殊作戦センター「A(アルファ)」で勤務した。ロシアによる全面侵攻後は、キーウ州の解放作戦やドネツク州での戦闘、ズミイニー島(蛇島)の奪還作戦などに参加した。就任に伴う国会での演説では、前線のニーズが迅速に国防省へ伝わり、同省の決定が速やかに前線へ届く体制を構築することの重要性を強調した。

(ダリア・カラペトロワ)

(ウクライナ)

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