ゼンショーHD、「はま寿司」のベトナム1号店をホーチミン市にオープン
(ベトナム、日本)
ホーチミン発
2026年08月13日
日系外食大手のゼンショーホールディングス(以下、ゼンショーHD)は7月30日、ベトナム南部ホーチミン市の商業施設「イオンモール・タンフーセラドン」に、回転ずしチェーン「はま寿司」のベトナム1号店をオープンした。
ゼンショーHDは、「すき家」を中心にグループ店舗を世界で1万4,947店舗(2026年3月末時点)を展開している。ベトナムでは、2016年にホーチミン市にすき家1号店を開業して以来、南部を中心に25店舗まで店舗網を拡大している。
今回開業したはま寿司について、同社担当者は、日本と同等の品質のすしを提供することに注力する一方、原材料の調達などを工夫し、コスト競争力を高めたとしている。価格は、1皿2万5,000ドン(約155円、1ドン=約0.0062円)からとし、現地の消費者が利用しやすい水準に設定した。また、6種類のしょうゆを用意するなど、利用客がすし体験を楽しめる環境を整えている。
人材面では、日本国内のはま寿司店舗で勤務経験のあるベトナム人スタッフを複数採用した。さらに、日本で約1カ月間の研修プログラムを修了したベトナム人スタッフを教育担当として配置し、日本品質のサービスの提供を目指している。ゼンショーHDは今後、ベトナム国内の商業施設を中心に、はま寿司の出店を拡大する方針だ。
すし人気を背景に日系チェーンの進出相次ぐ
ジェトロが2025年3月に発表した「ベトナムにおける食品関連市場
(2.5MB)」によると、ベトナム人が「よく食べる日本食」と「好きな日本食」の双方ですしが1位に選ばれており、すし文化は広く浸透していることがうかがえる。日系の回転ずしチェーンでは、「元気寿司」(2025年6月30日記事参照)が2025年、ホーチミン市に1号店を開業した。また、「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトも2026年内にベトナム1号店を出店する計画を発表しており、日系回転ずしチェーンの進出が相次いでいる。
ベトナム1号店の外観(ジェトロ撮影)
(成瀬亘作)
(ベトナム、日本)
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