ジェトロ、チェンナイで理工系人材採用に向けたミッション派遣を実施

(インド、日本)

チェンナイ発

2026年08月19日

ジェトロは8月3~4日、インド南部チェンナイで、日本企業とインドの理工系人材との接点創出を目的とした「インド地方大学ミッション派遣(大学キャラバン)―チェンナイ編―」を実施した。日本企業5社6人が参加し、日本語教育や産学連携に強みを持つ私立チェンナイ工科大学(Chennai Institute of Technology:CIT、2026年2月26日付地域・分析レポート参照)および私立RMK工科大学(RMK Group of Institutions:RMK)を訪問した。併せてチェンナイ市内でネットワーキングイベントを開催し、日本語教育や日本での就職に力を入れるチェンナイ近郊の8大学(添付資料表参照、大学の詳細は「インドおよび南西アジア地域における海外大学ディレクトリーPDFファイル(24.4MB)」参照)との交流を行った。

写真 日本企業とCITの学生の質疑応答(左)、RMKの学生との面接の様子(右)(ともにジェトロ撮影)

日本企業とCITの学生の質疑応答(左)、RMKの学生との面接の様子(右)(ともにジェトロ撮影)

CITおよびRMKへの訪問では、大学経営陣や就職支援担当者との意見交換・キャンパス視察を行った後、学生向けのセミナー、インターンや採用に向けた学生との面接を実施した。セミナーでは、両大学合わせて700人以上の学生が参加し、面接には850人以上の学生が応募した。面接を受けた学生からは「選考結果が分かるまでどれくらいの期間がかかるか」「インターンにはどのようなスキルが求められるか」などの質問が積極的に寄せられたほか、日本企業からの「資本や人数が限られた中小企業での勤務に関心があるか」という質問には、「社員が少ないからこそ、いろいろな工程に触れられる機会があると考えている」といった声も上がった。

写真 ネットワーキングでの各大学からのプレゼンテーションの様子(ジェトロ撮影)

ネットワーキングでの各大学からのプレゼンテーションの様子(ジェトロ撮影)

参加企業からは、「インターンシップ受け入れ候補となる人材に出会えた。日本語能力やインターンシップ期間などの条件を社内で議論したい」「インドで自社が求める日本語能力試験(JLPT)N2レベルの人材獲得が難しいことは理解しているが、日本語学習に懸命に取り組む学生に感銘を受けた」という声が聞かれた。初めてインドを訪問した企業は、「多くの学生と接し、一人ひとりから自分の専門領域を生かした仕事に就きたい、日本で働きたいという強い意欲を感じた」と述べた。

(数実奈々、アソカン・アルナ)

(インド、日本)

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