ジェトロ、3月に続き長沙市で日本産酒類商談会を開催

(中国)

武漢発

2026年08月28日

ジェトロは8月6日、日本国税庁との共催で、日本酒のPRと海外販路開拓を目的とする日本産酒類商談会を中国・湖南省長沙市で開催した。同商談会は「日本産食品グローバル・ゲートウェイ事業」(注1)の一環として実施したもので、長沙市では2026年3月に続いての開催となった(2026年4月6日記事参照)。日本の酒造メーカーや日本産酒類を取り扱う中国国内の輸入卸会社など計29社・団体が参加し、日本酒や焼酎、ウイスキー、梅酒、リキュールなど計251SKU(注2)を出展し、試飲を交えた商談が行われた。会場には、長沙市内の食品関連の卸・小売業者やレストラン関係者など、約200人が来場した。

出展した企業からは、「バイヤーとの効率的な商談に加えて同業者との情報交換もできて有意義だった」「今後も業界のトレンド紹介や商談会に積極的に参加したい」などのコメントがあった。

また、商談会と並行して、日本酒と中華料理のペアリングに関するセミナーも実施した。来場したバイヤーに対し、湖南料理の特徴や作り方を踏まえながら、日本酒の基本的な飲み方や料理との組み合わせ方などを紹介し、小売店や飲食店で日本酒を提案・提供する際の理解を深める機会とした。本セミナーの運営担当者は、湖南料理と日本酒のペアリングの可能性について、「湖南料理は辛い料理で知られているが、湖南料理の中でも高級ランクになれば比較的辛さが控えめな傾向にある。今回のセミナーでは、日本酒との相性を考慮して、辛さを抑えた高級ランクの湖南料理とのペアリングを提案した」と述べた。

今後もジェトロは関係機関などとの連携を強化し、日本産酒類の輸出拡大に向けた取り組みを継続していく方針だ。

写真 日本産酒類商談会の様子(ジェトロ撮影)

日本産酒類商談会の様子(ジェトロ撮影)

写真 セミナーの様子(ジェトロ撮影)

セミナーの様子(ジェトロ撮影)

(注1)ジェトロが海外の主要都市および周辺都市において海外バイヤーに随時商品を紹介することで、現地バイヤーとの対面・オンライン商談を実施し、日本産食品の新規参入・販路拡大を図ることを目的とした事業。

(注2)SKUは、Stock Keeping Unitの略で、受発注や在庫管理を行う際の最小単位。

(熊雲)

(中国)

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