7月の中国乗用車市場、中国ブランドのシェアが70%を超える

(中国)

武漢発

2026年08月28日

中国の乗用車市場信息聯席会(CPCA)は8月18日、2026年7月の中国乗用車市場に関する分析報告(以下、報告)を発表した。同報告によると、7月の乗用車の販売台数は前年同月比20.9%減の146万941台だった(注1)。

メーカー別の販売台数をみると、中国ブランドは14.6%減の103万8,336台となったものの、市場シェアは71.1%だった。ドイツ系は31.7%減の18万1,439台(シェア12.4%)、日系は32.3%減の15万9,530台(同10.9%)、米国系は36.0%減の6万961台(同4.2%)、韓国系は32.7%減の1万3,130台(同0.9%)、フランス系は37.9%減の2,022台(同0.1%)、その他欧州系は53.7%減の5,523台(同0.4%)となった。中国ブランドの販売台数は前年同月比で減少したが、他国系に比べて減少幅が小さかったため、結果として前月(68.7%)よりシェアを伸ばしたかたちだ。CPCAが発表している2019年以降の推移をみると、中国ブランドのシェアは上昇傾向にある一方、他国系はシェアを低下させている(添付資料表参照)。

高級車(注2)、主な外資系(中国企業と外国企業による合弁)メーカー車、中国ブランド車の3分類でみると、7月の販売台数は、高級車が前年同月比25.5%減の12万3,524台(シェア8.5%)、主な外資系メーカー車が35.6%減の29万9,930台(同20.5%)、中国ブランド車が14.6%減の103万7,487台(同71.0%)だった。

販売価格帯別の販売台数は、10万元(約240万円、1元=約24円)未満が前年同月比24.0%減の41万5,349台(シェア28.4%)、10万元以上20万元未満が24.9%減の61万2,121台(同41.9%)、20万元以上30万元未満が13.1%減の26万4,837台(同18.1%)、30万元以上40万元未満が10.6%減の12万7,294台(同8.7%)、40万元以上は8.1%増の4万1,340台(同2.8%)だった。

(注1)CPCAの発表する各国メーカー販売台数はセダン、多目的乗用車(MPV)、スポーツ用多目的車(SUV)を対象とした小売り台数だが、中国自動車工業協会(CAAM)の発表する乗用車販売台数はセダン、MPV、SUVに加え、クロスオーバーSUVも対象とした卸売り台数となるため、販売台数は一致しない。

(注2)高級車は、ベンツ、BMW、アウディ、キャデラック、ジャガー、ランドローバー、ボルボ、インフィニティ、アキュラ、テスラ、仰望(BYDの新エネルギー車高級ブランド)、尊界〔江淮汽車と華為技術(ファーウェイ)共同の電気自動車高級ブランド〕が含まれる。

(高橋大輔)

(中国)

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