ジェトロ、日本企業との協業を視野にウズベキスタン発スタートアップによるピッチイベント開催

(ウズベキスタン、日本)

タシケント発

2026年08月28日

ジェトロは8月21日、ウズベキスタンITパーク(同国のIT振興機関)およびプラグアンドプレイ・ウズベキスタン(米国発アクセラレーター)と共催で、ウズベキスタン発の有望スタートアップによる日本企業向けピッチイベントを開催した。オンラインで約50人が聴講。プレシードからシリーズAに該当するウズベキスタンのスタートアップ6社が登壇し、自社のサービスと今後の展望を発表した。

ジェトロ・タシケント事務所の一瀬友太所長は、ウズベキスタンでのベンチャーキャピタル(VC)投資額が急増している(2026年4月15日記事参照)と述べた上で、有望なスタートアップ企業が輩出される土壌ができつつあると説明した。

登壇企業は次のとおり(アルファベット順)。

  • Azma Finance[シード]:銀行・フィンテック向けに中小企業用の会計・税務機能を提供するホワイトラベル型(注)プラットフォーム。
  • Hubtalk AI[シード]:金融機関向けに顧客対応や債権回収業務を人工知能(AI)で自動化するコミュニケーションプラットフォーム。
  • MoliyAI[プレシード]:銀行・マイクロファイナンス向けにAIを活用した与信スコアリングを提供するプラットフォーム。
  • SmartCast[シード]:AI分析により消費者行動を可視化し、広告配信の最適化を支援するデジタルサイネージプラットフォーム。
  • Smartup[シリーズA]:メーカー・卸売業者・小売店をつなぐBtoB流通プラットフォーム。
  • Unitlab AI[シード]:画像・動画・音声・文書などに対応したマルチモーダルデータアノテーションプラットフォーム。

冒頭のあいさつでは、プラグアンドプレイが、本イベントを日本企業とウズベキスタンのスタートアップとの協業につなげたいとの期待を示した。続いて、ウズベキスタンITパークは、同国のスタートアップ・エコシステムが急速に発展している現状を紹介するとともに、日本を最優先市場の1つと位置付け、両国間の連携拡大への意欲を示した。

参加者からは、AIを活用したサービスへの関心が高く、「ウズベキスタンの全体像が把握できてよかった」「ウズベキスタンの成長の背景には、スマートファイナンスや電子商取引(EC)が重要な役割を果たしていることが分かった」といったコメントが寄せられた。

(注)開発元のサービスを、導入企業が自社ブランドのサービスとして提供できる仕組み。

(土方眞佑子)

(ウズベキスタン、日本)

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