求人プラットフォームのアットビーラボがダッカで女性対象のジョブフェアを開催
(バングラデシュ、日本)
ダッカ発
2026年07月01日
バングラデシュで人材課題解決のための求人検索プラットフォームを提供する日系企業アットビーラボ(atB Lab)は6月19日、女性を対象にしたジョブフェアをダッカで初開催した。出展企業は52社(日系企業6社、外資系企業9社、バングラデシュ企業37社)で参加者は約6,000人(うち学生約1,800人、社会人約4,200人)となった。同フェアの特徴は、女性の活躍や人材の多様化を推進する企業が多く参加し、その場で採用に直結するよう特別な面接ブースを設置していた点だ。また、一部の大手企業や外資系企業が新卒採用にあたるマネジメント・トレーニング・オフィサー(MTO)の職種を募集し、大学生に採用の機会を提供していた。さらに、出展企業と求職者のマッチングにAIを活用し、出身大学や外資系企業での勤務・海外在住経験などを基準に用い、優秀な人材と認定された150人がアピールしやすい仕組みを整備していた。
会場には、日本食レストラン「匠」や着物販売のキモノバ、日系NGOのエクマットラが出張出展しており、飲食や物品購入ができるエリアや休憩スペースも設置された。ジェトロが設置した高度外国人材のプロモーションブースには500人以上が訪れ、日本での就業に関心を示していた。
アットビーラボの菅谷俊輝社長は、「バングラデシュのオンライン求人への女性の応募率は10%程度で、女性の約75%が出産を機に仕事を辞めてしまう。安全を理由に家族から就職を止められるケースや家族が面接に同伴することもあるなど、社会全体に女性の就業に対して保守的な考えが浸透している点が課題だ。女性の活躍を通じて社会に多様性が生まれ、経済発展につながることを願っている」と語った。
ジョブフェア開会式の様子(ジェトロ撮影)
ジョブフェア各ブースの様子(ジェトロ撮影)
(箕浦智崇、イスラット・ジャハン)
(バングラデシュ、日本)
ビジネス短信 fc1038b165c479d5





閉じる