「国際自動車電子産業サミット」開催、日系企業10社が出展

(中国、日本)

広州発

2026年07月14日

中国の深セン自動車電子業界協会(SZAEIA)は627日、広東省深セン市のヒルトン深センワールドエキシビション&コンベンションセンターで、「第15回国際自動車電子産業サミット」を開催した。

同サミットには、中国自動車工業協会(CAAM)のほか、50社超の完成車メーカーから研究開発、調達、事業企画などの担当者ら100人以上が参加した。また、自動車関連のTier1Tier2サプライヤーや業界団体に加え、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)、在広州ベトナム総領事館、在中国スペイン大使館広州経済商務処など海外機関も参加し、参加者数は約1,000人に上った。

写真 サミットの様子(主催者提供)

サミットの様子(主催者提供)

ジェトロは、2025年に続き2年連続で同サミットに参加し(2025年7月9日記事参照)、会場内で「日中自動車関連分野商談会(深セン)」を開催するとともに、ジャパンブースを設置した。中国に進出している日系企業10社が出展し、現地企業との商談を行った。

写真 ジャパンブース(主催者提供)

ジャパンブース(主催者提供)

ジャパンブースの出展企業からは、「商談先企業はいずれも調達需要を有しており、有望な顧客候補の発掘につながった」「中国自動車メーカーから直接話を聞くことで市場ニーズへの理解が深まり、中国市場向け販売戦略の見直しにつながった」といった声が聞かれた。一方で、中国市場に関しては「日系企業の品質面への評価は依然として高いものの、中国市場では価格競争の激化により、コスト低減圧力が大きくなっている」との指摘があった。また、「中国企業は開発スピードと技術力を武器に、国際市場での存在感を一段と高める可能性がある」との見方も示された。

会場では、スペイン企業との交流会も開催され、中国企業の欧州および中南米市場への展開(注)についての議論が交わされた。

(注)中国企業の海外展開については、ビジネス短信特集「中国企業の海外展開―製造業・グリーン・デジタル分野の最新動向―」参照。

(周祖惠)

(中国、日本)

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