6月のCPI上昇率は前年同月比6.4%、交通と食品が押し上げ要因に

(ケニア)

ナイロビ発

2026年07月08日

ケニア国家統計局(KNBS)は6月30日、2026年6月の消費者物価指数(CPI)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)が前年同月比6.4%だったと発表した。前月の6.7%からはやや減速したものの、依然として高い水準が続いている。

上昇の主な要因は、「食料・非アルコール飲料」(前年同月比8.6%)、「交通」(16.1%)、「住宅・水道・電気・ガスなど」(3.4%)だった。品目別では、スクマウィキ(注)が26.6%、キャベツが25.3%、ジャガイモが23.2%上昇した。また、ディーゼル価格は29.9%、ガソリン価格は14.9%上昇し、交通費の上昇につながった。

ケニアのスタンビック銀行は7月3日、6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)を50.0と発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。3カ月続いた景況感の悪化に歯止めがかかり、景気判断の基準となる50.0となった。新規受注は2月以来の増加に転じたが、生産活動は4カ月連続で縮小した。

企業は燃料費や原材料価格の上昇を背景にコスト増に直面しており、投入コスト上昇率は2023年11月以来の高水準となった。これを受けて販売価格の引き上げも加速し、調査開始以来最大の値上げ幅を記録した。

現地ニュースメディアの「ケニアンズ」(7月3日付)は、スタンビック銀行エコノミストのクリストファー・レジリショ氏が「企業の新規受注は堅調な販売数量を背景に増加した一方で、顧客需要の弱さや物価上昇圧力への懸念から、生産活動は引き続き低調だった」と指摘した、と伝えた。

(注)ケニアで最も食べられている野菜。

(佐藤丈治)

(ケニア)

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