ワルシャワで「台湾エキスポ」が開催、ウクライナ復興での日台企業の協業も模索
(ポーランド、ウクライナ、台湾、日本)
キーウ発
2026年07月09日
ポーランドのワルシャワで6月22~24日、台湾経済部国際貿易署(TITA)と台湾貿易センター(TAITRA)の主催する「台湾エキスポ in Europe」が開催された。同イベントは台湾企業が海外市場での企業交流、パートナーシップを構築するための国際展示会として2017年に始まり、これまでアジア、日本、北米、欧州の各地で40回以上の開催を数え、ポーランドでの開催は初となる。
今回の展示会では、1.強靭(きょうじん)なサプライチェーンの確保、2.台湾とポーランドのウクライナ復興におけるシナジー、3.欧州市場との信頼のおける技術パートナーシップの構築の3つを主要な出展テーマとして掲げた。主催者によれば、106社が出展し、131件の展示が行われた。
オープニングセレモニーの様子(ジェトロ撮影)
台湾の電機電子工業同業公会(TEEMA)は同エキスポにおいて、ポーランド南西部ブロツワフ近郊のミエンキニャに大規模テクノロジーパークを設立すると発表した。人工知能(AI)、半導体、電気自動車(EV)、蓄電池分野を中心に、台湾企業の欧州展開拠点となることが期待される。
2日目の6月23日には、「ウクライナ復興セミナー&マッチングイベント」が開催された。インフラ・輸送、エネルギー・電力、循環型経済・環境技術、IoT(モノのインターネット)・スマートシティー、食品などの分野から、ウクライナ復興ビジネスにおいて日本企業との協業を模索する台湾企業約40社、および、ポーランドを中心とする在欧州の日本企業などが参加した。
イベントでは、ウクライナ西部の基幹都市であるリビウ市、欧州ビジネス協会のウクライナ西部代表、ウクライナ企業家連盟から、ウクライナのビジネス環境、復興事業の見通しや投資機会などについてプレゼンテーションがなされた。その後、参加した台湾企業と日本企業との間でネットワーキングを実施。日本企業5社と台湾企業9社の間で13件の商談が行われた。
ウクライナ復興セミナーの様子(TAITRA提供)
(高野茂)
(ポーランド、ウクライナ、台湾、日本)
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