米ゴールドマン・サックス、浙江省長と会談、協力深化へ

(中国、米国)

上海発

2026年07月22日

中国浙江省の劉捷省長は7月15日、浙江省杭州市で、米国金融大手ゴールドマン・サックスのジョン・ウォルドロン社長兼最高執行責任者(COO)らと会談した。浙江省政府によると、劉省長は浙江省の経済・社会発展の状況を説明した上で、同省では現在、「イノベーション浙江」の建設を積極的に推進しており、ベンチャーキャピタル投資が活発で、科学技術企業が多く、上場ニーズも大きいことから、ゴールドマン・サックスとの協力の余地は大きいとの認識を示した。

劉省長はまた、人工知能(AI)、半導体、バイオ医薬品などの新興産業や未来産業への投資拡大と、浙江省企業の海外展開支援拡大への期待を表明した。また、浙江省としても、ゴールドマン・サックスの同省での投資や事業展開に向け、良好な環境と手厚い支援を提供する考えを示した。

ウォルドロン氏はこれに対し、同社の強みを生かして世界の資本や優良資源との連携を進めるとともに、浙江省の科学技術企業やハイテク企業との実務面での協力を一段と深化させ、相互利益に基づく発展を実現したいと述べた。

ゴールドマン・サックスは2026年に入り、中国当局との対話を重ねている。同社のデービッド・ソロモン会長兼最高経営責任者(CEO)は1月28日、中国の丁薛祥副首相と会談した。同日には、中国人民銀行の潘功勝総裁および中国国家金融監督管理総局の李雲沢局長ともそれぞれ会談した。また、5月14日には国家外貨管理局の朱鶴新局長と会談した。なお、同日に李強首相が開催した、ドナルド・トランプ大統領の訪中に随行した米国企業団との会談にも同社が参加した(2026年5月18日記事参照)。これらの会談では、国際経済・金融情勢や中国経済の発展機会について意見交換を行ったとされる。

(陳航宇)

(中国、米国)

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