トランプ米大統領の支持率は低迷、年齢への懸念も、世論調査
(米国)
調査部米州課
2026年07月22日
経済誌「エコノミスト」と調査会社ユーガブは7月21日、トランプ政権などに関する世論調査結果(注1)を発表
した。ドナルド・トランプ大統領の支持率は36%、不支持率は60%で、純支持率(支持率と不支持率との差)はマイナス24ポイントと第2次政権における最低水準に近い数値となった。引き続き、ジョー・バイデン前大統領の同時期の純支持率(マイナス17ポイント)を下回る(2026年7月8日記事参照)。
性別では、男性の支持率は女性を上回る傾向にあるが、今回、男性の純支持率がマイナス22ポイント(女性:マイナス26ポイント)と第1次、2次政権を通して最低の数値を示した。
6月に80歳を迎えたトランプ氏が「大統領になるには高齢すぎる」と過半数の52%が回答した。高齢すぎるとする意見とそうでないとする意見がともに45%で拮抗(きっこう)していた2025年12月から変化がみられた。
トランプ氏への見方としては、「正直で信頼できる人物ではない」と57%、「大統領としての資質(気質)を備えていない」と55%、「自分たちのような一般の人々のことを気にかけていない」と63%(あまり気にかけていない12%、全く気にかけていない51%)となった。
中間選挙での投票を想定した問いでは、民主党候補に投票する割合は39%で共和党候補(33%)との6ポイント差となったが、トランプ氏の不人気を反映するほどの大きな差になっていないと分析する。
中間選挙での民主党の優位性は限定的
CNBCが7月に実施した世論調査
(注2)によれば、トランプ氏の不支持率は59%と支持率(40%)を大きく上回り、同氏の経済運営についても不支持率が60%、支持率が38%で同様の傾向を示す。同氏のイラン対応についても、支持率が35%(不支持率63%)と低迷している。
それにもかかわらず、中間選挙で民主党、共和党のいずれを支持するかという問いでは、民主党への支持率が49%と共和党(45%)をわずかに上回るにとどまっている。
民主党側の調査を担当したハート・リサーチのパートナー、ジェイ・キャンベル氏は、「現時点で民主党が優位に立っていることは確かだが、圧倒的な優位ではない。今のところ、(民主党勝利に向けて)波が起きる兆候はみられない」と述べた。
(注1)実施時期は2026年7月17~20日。対象者は全米の成人1,602人。
(注2)実施時期は2026年7月8~12日。対象者は全米の有権者1,000人。
(松岡智恵子)
(米国)
ビジネス短信 236f971f9aaa1646





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