韓国・李大統領がAIサミットで「サンフランシスコAI宣言」を発表

(韓国、米国)

ソウル発

2026年07月29日

韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は7月24日(現地時間)、米国サンフランシスコで開催された「人工知能(AI)サミット」において「サンフランシスコAI宣言」を発表し、「今後、韓国は未来のAIビジョンを率先して提示し、世界と協力しながら、人類のより良い未来を築いていく国になりたい」と抱負を述べた。また、「世界最高のAIモデルも、最先端半導体の安定供給なしには機能せず、どんなに優れた半導体であっても、AIという巨大な需要があってこそ新たな価値を創出できる」とし、「AI時代は、技術と生産能力、データとエネルギー、市場と人材が1つの巨大なサプライチェーンとしてつながる時代だ。このサプライチェーンをいかに安定的に構築するかが、今、私たちが共に解決すべき最も重要な課題だ」と強調した。

さらに、李大統領は「本日この場で、韓国が夢見るAIの未来ビジョンを提示し、これを共に実現するために全世界の協力を提案したい」と述べ、次の4つを提示した。

  1. 韓国は代替不可能なグローバルAI供給網の中核国家へ躍進する。
  2. 韓国は供給を超え、AIを最も早く、最も効果的に活用する国となり、世界が共に成長する新たな市場を創出する。
  3. 韓国は世界のAI市場を拡大するグローバルハブとなる。
  4. 人間中心の責任あるAI社会を実現する。

その上で、6月に韓国政府が発表した3大メガプロジェクト(2026年7月2日記事参照)に言及しながら、「(3大メガプロジェクトは)いかなる危機の中でも半導体の生産を継続するための国家レベルのサプライチェーンの安全装置であり、世界的な半導体不足を未然に防ぐための韓国の責任ある投資だ」と説明した。

(小野淳一)

(韓国、米国)

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