ホシザキの関連会社がグアテマラに新工場を建設
(グアテマラ、日本)
調査部米州課
2026年07月29日
フードサービス機器メーカーであるホシザキ(本社:愛知県豊明市)は7月24日、同社の関連会社であるフォーゲルがグアテマラに新工場を建設し、落成式が行われたことを発表した。フォーゲルはパナマに本社を置く業務用冷蔵庫メーカーで、2024年2月にホシザキの持分法適用関連会社となった。同社は中米各国やペルー、エクアドルなど中南米全域で販売網を持っており、新工場の建設により販売拡大を目指す方針だ。
現地メディアの報道によると、フォーゲルは中南米における販売拡大のため5,000万ドルの投資プロジェクトを進めており、今回の新工場建設もその一部だという(「インフォバエ」紙7月23日付)。落成式にはグアテマラのベルナルド・アレバロ大統領、桑名良輔駐グアテマラ日本大使も参加した。
新工場はグアテマラ県ビジャ・カナレスに建設され、現工場の1.8倍の年間40万台の生産能力を備え、従業員数は最大1,200人を見込む。新工場は2023年10月より建設され、2026年3月より現工場からの段階的な生産移管を開始しているという。2026年中には移管を完了し、フル稼働となる計画だ。
グアテマラはホシザキのほか、矢崎総業やショーワグローブなどの日本企業が進出しており、豊富な労働力や経済的安定性、税制優遇などが魅力の投資先となっている(2026年5月26日記事参照)。グアテマラ国家統計局(INE)のデータによると、2024年のグアテマラの冷蔵庫・冷凍庫(HSコード:8418、注)の輸出額は6,745万ドルに上る。最も輸出額が多いのはペルー向けの1,808万ドルで、米国、エクアドルと続く(添付資料表参照)。2019年の輸出額(全体)と比べると5年間で約2.7倍に拡大しており、フォーゲルの新工場建設によりさらなる拡大が期待される。
(注)HSコード8418項には家庭用冷蔵庫やヒートポンプなど、業務用冷蔵庫以外の品目も含まれることに注意。
(加藤遥平)
(グアテマラ、日本)
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