ボゴタ市、2025年の外国直接投資プロジェクト認可数で中南米首都のトップ3にランクイン

(コロンビア)

ボゴタ発

2026年06月16日

ボゴタ市とボゴタ商工会議所によって設立された投資誘致機関であるインベスト・イン・ボゴタ(Invest in Bogotá)は5月20日、最新の「ボゴタにおける新規および拡張型外国直接投資(FDI)報告書」を発表した。同報告書によるとボゴタ市は2025年に中南米の首都の中で投資プロジェクト認可数上位3都市に入った。ボゴタ市においては、FDIプロジェクト数が前年に比べて32.6%増加し、61件に達した。この結果、同市は中南米の上位10都市の中で唯一のコロンビアの都市となり、メキシコ市(96件)およびサンパウロ(80件)に次ぐ第3位に位置付けられた。

ボゴタ首都圏で見ると、新規および拡張型FDIについて、2025年は119件のプロジェクトが確認され、前年比5.3%の増加を記録した。一方、コロンビア全体としては1.3%のプロジェクト数の減少がみられた。なお、ボゴタ首都圏への投資額は約9億3,500万ドルにとどまり、金額では前年に比べて62.8%の減少となった。

ボゴタ首都圏への投資国別では、米国が33件(推定投資額3億4,300万米ドル)で首位に位置し、スペインおよびドイツがそれぞれ10件および8件で続いた。日本は第10位に位置し、4件のプロジェクトと約2,800万ドルの投資が確認された。

投資の主な受け入れ分野は、小売り・消費財(40件)、企業サービス(21件)およびソフトウエア・ITサービス(21件)であり、これら3分野でボゴタ首都圏における新規プロジェクトの69%を占めた。主な投資案件としては、米国のコンピュータゲーム販売会社のエレクトロニック・アーツ(Electronic Arts、1億2,000万ドル)、スウェーデンの重工業企業のスカニア(Scania、6,370万ドル)、データセンターを展開する米国のエクイニクス(Equinix、2,800万ドル)、スペインの再生可能エネルギー企業ゼレストラ(Zelestra、2,000万ドル)が挙げられる。

総じて、2025年は多くの地域・分野においてFDIの減少がみられる厳しい国際環境であったにもかかわらず、ボゴタ首都圏は優れた成果を示した。同地域は投資プロジェクトの誘致において堅調な成長を維持するとともに、中南米における高成長都市の1つとしての地位を確立し、投資先としての競争力と強靭(きょうじん)性を明確に示した。

(アンドレス・ゴンザレス、木村香菜)

(コロンビア)

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