シェル、ナミビア沖の石油探鉱で有望な結果と発表
(ナミビア)
ヨハネスブルク発
2026年06月16日
英国エネルギー大手シェルは6月9日、カタール国営エネルギー会社カタールエナジーおよびナミビア国営石油会社(NAMCOR)と共同で、ナミビア沖オレンジ盆地で進める石油探鉱において有望な結果を得たと発表した。今回の結果は、同海域のライセンス区域「PEL 0039」(注1)における「マーリン1X」(Merlin-1X)探鉱井(注2)によるもの。
シェルによれば、2026年4月に掘削を開始した同井では、同ライセンス内の過去の結果と比べて、良好な貯留層品質、軽質原油の存在、随伴ガスの少なさが示された。本結果は、同社によるオレンジ盆地の地質理解の深化に寄与するとともに、同ライセンス全体における資源ポテンシャルおよび商業化可能性の評価継続を支えるものとされる。さらに、2026年後半には、より広範な探鉱評価プログラムの一環として追加掘削を検討しているという。
ナミビアでは近年、トタルエナジーズなどによる石油開発が進められている。ナミビア政府は、石油資源の開発を通じて、雇用創出や国内企業の育成などを進め、国内経済の長期的成長につなげる方針を示している。
(注1)ナミビアにおける探鉱ライセンスは、対象ブロックで排他的に石油・ガスの探鉱作業を行う権利を指す。
(注2)油・ガス層の所在や状況を調べるために掘削される井戸。
(橋本泰宏)
(ナミビア)
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