トランプ米大統領の不支持率が61%に上昇、無党派層の純支持率は過去最低に、世論調査

(米国)

調査部米州課

2026年06月04日

経済誌「エコノミスト」と調査会社ユーガブは6月2日、トランプ米国政権などに関する世論調査結果(注1)を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。ドナルド・トランプ大統領の支持率は35%と前週の34%からやや回復したが、不支持率が61%と前週(59%)から上昇し、純支持率(支持率と不支持率との差)はマイナス26ポイントと第1次、第2次政権を通して最低水準になった。

特に無党派層の不支持率が71%と前週(65%)から6ポイント上昇し、純支持率がマイナス50ポイント(支持率21%)と過去最低になった。

トランプ氏のインフレ対策への純支持率がマイナス48ポイントと第2次政権で最低となった(注2)。その他の重要事項である経済(純支持率マイナス24ポイント)、外交政策(マイナス21ポイント)、移民政策(マイナス13ポイント)と比較しても、極めて低くなっている。

また、トランプ氏のイラン情勢への対応への不支持率は64%と1月調査時の48%から大幅に上昇し、支持率は29%と1月(34%)から低下している。

経済状況がバイデン前政権時より悪化と過半が回答

ハーバード大学米国政治研究センターとハリス・インサイト・アンド・アナリティクスが5月下旬に実施した世論調査(注3)によれば、トランプ氏の支持率は43%と1月の調査時(45%)より2ポイント低下した。

現在の経済状況の責任はトランプ政権にあるとする割合が58%となり、バイデン前政権(42%)を上回った。経済状況はバイデン前政権時より悪いとする割合が56%で、良い(44%)を上回った。

過去数カ月でガソリン価格の上昇を実感したという割合は88%(強く実感73%、やや実感15%)に達し、日用品・食品が85%、消費財が78%、光熱費が76%と物価高を実感している。

(注1)実施時期は2026年5月29日~6月1日。対象者は全米の成人1,604人。

(注2)第1次政権時で比較できる定期的データがない。

(注3)実施時期は2026年5月29~31日。対象者は全米の登録有権者1,725人。

(松岡智恵子)

(米国)

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