東京都がカザフスタンでピッチイベントを開催
(カザフスタン、日本)
タシケント発
2026年06月04日
東京都は5月22日、カザフスタンの首都アスタナで、都が推進する「グローバルサウスのGX促進プロジェクト」の一環としてビジネスマッチングイベントを開催した。都内の中小企業・スタートアップ企業によるピッチのほか、100人を超える地元企業が参加しての交流会が行われた。
ピッチでは企業5社がプレゼンテーションを実施。自社技術の概要や外国での導入事例の紹介に加え、カザフスタン向けの提案を行った。交流会では、各社がブースを構えてカザフスタン企業との商談を行った。
登壇する日本企業(ジェトロ撮影)
イベントに参加した日本企業は次のとおり(登壇順)。
- エアロネクスト:ドローンを活用したスマート物流システムの導入・整備
- SAKIGAKE JAPAN:再エネ駆動のオフグリッド型次世代コールドチェーン
- ゼファー:分散型の中型風力発電機
- ソラミツCBDC:ブロックチェーンを活用した中央銀行デジタル通貨や貯蓄国債などのグローバル展開
- レボインターナショナル:バイオ燃料製造拠点の設置
ネットワーキングイベントであいさつを行った小池百合子東京都知事は、カザフスタン企業に日本企業との交流を呼びかけた上で、日本とカザフスタン、東京とアスタナの今後のさらなる連携に意欲を示した。カザフスタン対外貿易会議所のムラト・カリムサコフ会頭は、カザフスタンが最新技術の導入に注力していることを紹介した上で、その観点で日本企業とのパートナーシップの重要性を強調した。
東京都産業労働局産業・エネルギー政策部の安達紀子事業調整担当課長はジェトロのインタビューに対し、本事業の狙いを「グローバルサウス諸国の脱炭素に貢献するとともに、東京の中小企業・スタートアップの成長につなげることだ」と述べた。その上でカザフスタンが資源依存経済からの脱却のため高付加価値な産業創出を目指していると指摘。その実現に向けて都内企業とカザフスタン企業のビジネスを促進したいと意欲を示した。
本イベントは、東京都の企業が持つ優れたGX関連の技術やビジネスモデルをグローバルサウス諸国に展開することを目的として行われた。東京都は2025年12月、アスタナ市と協力覚書を締結。デジタルや防災・都市の強靭(きょうじん)化に向けた連携を確認していた。
(一瀬友太)
(カザフスタン、日本)
ビジネス短信 7f17f2fc52b45c26





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