コロンビア大統領選、右派のデラエスプリエジャ氏が勝利
(コロンビア)
ボゴタ発
2026年06月23日
コロンビア大統領選挙の決選投票が6月21日に行われ、右派のアベラルド・デラエスプリエジャ氏が勝利した。選挙管理委員会によると、開票率99.99%時点でデラエスプリエジャ氏が49.66%(1,295万9,542票)を獲得し、左派のイバン・セペダ氏は48.70%(1,270万8,712票)と、票数にして約25万票差の接戦であった。これまでの例では、速報値(プレコンテオ)と最終的な正式開票結果(エスクルティニオ)との間に、勝敗を覆すほどの大きな差異は生じていないものの、セペダ氏は6月22日時点で結果を全面的には認めていない。速報を参考値としては受け入れつつも、複数の投票所に異議申し立てを行い、正式な開票が完了するまで敗北を認めない姿勢を示している。グスタボ・ペトロ大統領は自身のX(旧Twitter)アカウントで、選挙ソフトウエアの操作や外国勢力の介入など不正の疑いを繰り返し指摘している。
これに対し、勝利したデラエスプリエジャ氏は、選挙中とは異なる融和的な姿勢を打ち出した。演説では「この瞬間をもって、選挙戦、スローガン、分断や政治的対立は終わりを迎え、祖国への奉仕という最も重要な時が始まる」と、国民の団結を呼びかけ、全ての国民のための政治を行うと表明した。さらに、暴力行為や選挙結果の否認は容認しない姿勢を明確にし、自身の支持者だけでなく対立候補に投票した国民のためにも統治することを約束した。また、「安全なくして自由はなく、権威なくして民主主義はなく、そして祖国を守るために尽くす警察官や兵士のような英雄なくして国家は存在し得ない」と述べ、違法武装勢力に対して強い姿勢で臨む必要性を強調した。
(アンドレス・ゴンザレス)
(コロンビア)
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