第22回深セン国際文化産業博覧交易会が開催

(中国)

広州発

2026年06月05日

中国の国家級総合文化産業見本市「第22回中国(深セン)国際文化産業博覧交易会(以下、文博会)」が5月21~25日、広東省深セン市で開催された。

今回の文博会はリアル開催をメインとしつつ、ハイブリッド方式で開催された。メイン会場には、総合館としてA~Cの3つのパビリオンと、「ファッション・芸術館」「国際文化貿易館」「文化継承・イノベーション館」「広東・香港・マカオグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)文化産業イノベーション館」「文化科学技術館」の5つの専門館から構成された計8つのパビリオンが設けられた。このうち、総合館には中国各省市のブースが多く出展し、専門館では海外のコンテンツやゲーム、人工知能(AI)搭載メガネ、ロボットなどが展示された。総展示面積は16万平方メートル、文化関連製品の展示は12万件以上を数えた。オンラインとオフラインで合計6,312の政府機関や文化機構、企業が出展した。うち海外からは、65カ国・地域の計310社が出展した。来場者はオンラインとオフライン合わせて約280万人で、前回より約60万人増加した。

5月25日付の「21世紀経済報道」によると、文博会期間中に開催された「広東重点文化産業プロジェクト契約締結および成果発表会」では、映画・テレビ、アニメ、オンラインゲーム、eスポーツ、ネット配信などの分野で、22件のプロジェクトが契約締結に至った。この中には、日系コンテンツ企業がゲームやアニメ分野で提携契約を締結した2件のプロジェクトも含まれる。

ジェトロが5月25日に文博会の来場者へヒアリングしたところ、「各省・市の総合展示エリアでは、各地の無形文化遺産や文化・クリエーティブ産業、風習などを知ることができた」といったコメントのほか、「AIやロボット産業の急速な発展を実感した」との声も聞かれた。展示館内には多種多様なロボットが展示されており、ダンスや楽器演奏ができるロボットや、人に付き添う機能を持つロボットなどの展示もみられた。また、音声認識や顔認識技術を活用し、来場者への案内や同行支援を行うロボットも展示され、注目を集めた。

写真 陝西省ブースの様子(ジェトロ撮影)

陝西省ブースの様子(ジェトロ撮影)

写真 文化イノベーションの展示ブースの様子(ジェトロ撮影)

文化イノベーションの展示ブースの様子(ジェトロ撮影)

(梁梓園)

(中国)

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