モンゴル、第1四半期の実質GDP成長率は前年同期比7.9%

(モンゴル)

北京発

2026年06月08日

モンゴル国家統計局は5月19日、2026年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率(生産面からみた国内総生産、固定基準年方式で2015年の物価を基準としている)の速報値を前年同期比7.9%と発表した。これには、鉱業・採石業が33.6%増加し、サービス業が4.1%増加したことが主に寄与した。

季節調整済み実質GDP成長率の前期(2025年10~12月)比は3.1%(年率換算12.4%)だった(2026年3月19日記事参照)。

名目GDPは、前年同期比31.8%増の22兆9,410億トゥグルク(約1兆323億円、1トゥグルク=約0.045円)だった。

実質GDP成長率7.9%への産業別の寄与度の内訳は、鉱業・採石業が5.0ポイント、サービス業が2.2ポイント、農牧業が0.4ポイント、製品に対する純税が0.2ポイント、工業・建設業が0.1ポイントだった。なお、「製品に対する純税」とは、製品税(輸入関税を含む)から補助金を控除したもの。

鉱業・採石業の大幅増加の要因としては、特に銅精鉱の輸出額が前年同期比2.4倍、石炭が33.8%増、未精錬・半精錬の金が89.0%増だったことが挙げられる(添付資料表参照)。

支出面からみた実質GDP成長率は前年同期比8.0%だった。同成長率に対する需要項目別の寄与度をみると、最終消費支出が6.4ポイント(うち民間最終消費支出が5.4ポイント、政府最終消費支出が1.0ポイント)、総資本形成がマイナス15.0ポイント(うち総固定資本形成がマイナス6.8ポイント、在庫品増加がマイナス8.2ポイント)、純輸出が16.6ポイント(うち財・サービスの輸出が27.1ポイント、財・サービスの輸入が10.5ポイント)となった。

(藤井一範)

(モンゴル)

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