香港国際ライセンシングショー開催、日本からの新規出展も

(香港)

香港発

2026年05月25日

香港貿易発展局(HKTDC)は4月27~29日、香港コンベンション・エキシビション・センター(HKCEC)で、世界各国・地域からさまざまなコンテンツの知的財産(IP)を有するライセンサーが出展するBtoB向け展示会「香港国際ライセンシングショー外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」と、ライセンシング業界のグローバルリーダーが登壇する「アジア・ライセンシング会議外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」を開催した。

HKTDCによると、会期中、「香港国際ライセンシングショー」には330以上の出展者が600以上のブランドやIP商品を展示し、2万1,000人を超えるバイヤーが来訪した。会場には日本、韓国(ソウル市)、中国、台湾、タイ、香港の6つのパビリオンが設置され、ジャパンパビリオン(注)には10社・団体が出展した。ジェトロは前年に続いて(2025年5月14日記事参照)、コンテンツ分野の海外展開支援事業の一環として、ジャパンパビリオン内にブースを出展した。海外バイヤー向けのBtoBオンラインカタログサイト「Japan Street」の広報活動と、Japan Streetに商品掲載している企業10社のIPのサンプルなどを展示する形式で、日本発IPのプロモーションを実施した。

ジェトロブースへの来訪者は、香港と中国本土のバイヤーが大半を占めたが、タイなどアジア近隣地域と欧米諸国からのバイヤーも訪れた。今回は、アパレルや雑貨、玩具のメーカーや電化製品と文房具のパッケージング企画会社から、日本のIPとのコラボレーションに関する問い合わせのほか、イベント企画へのニーズも寄せられた。

ジャパンパビリオン出展企業からは、「前年に比べてブースへの来訪者が減ったが、質の良いバイヤーと出会えた」「初めて香港ライセンシングショーに出展したが、予想以上の反応だった」「毎年新たなライセンシーの開拓ができているので、引き続き出展したい」「周年記念のグッズの開発に関する問い合わせが多い」など、出展の意義を実感している声が聞かれた。さらに今回は、VTuberを運営する企業も新たに出展した。同社は、アジア・ライセンシング会議外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますにも登壇し、ファンとリアルタイムでリアクションを共有することができる点など、VTuberならではの特徴や強みを踏まえ、この分野の将来性について説明した。

写真 ジェトロのブース(ジェトロ撮影)

ジェトロのブース(ジェトロ撮影)

(注)ジャパンパビリオンは、キャラクターブランド・ライセンシング協会(CBLA)が主催。

(周天任)

(香港)

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