広州市で文化・IP・アミューズメントの国際見本市開催

(中国)

広州発

2026年05月26日

文化・IP(知的財産)の国際見本市「2026世界文化観光産業博覧会兼IP産業協力交易会」が5月10日から12日にかけて、広東省広州市の中国進出口商品交易会展館で開催された。同見本市は、「著作権で価値を創出し、世界をつなぐ」をテーマとし、文学、映像、アニメ、ゲーム、デジタルコンテンツなど、著作権に関わる幅広い分野の企業が出展し、IPの取得・保護・活用から商業化に至るまで、産業チェーン全体を網羅した展示が行われた。

会場では、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が韓国パビリオンを設置し、韓国のアニメやオリジナルIP関連企業の出展支援を展開したほか、日本のアニメキャラクターやご当地キャラクターIPをメインにライセンスビジネスを行う日本企業や中国企業の単独出展もみられた。

また、同会場では、アジアで有数のアミューズメント関連の展示会「アジア国際アミューズメント・アトラクション博覧会(Asia Amusement & Attractions Expo、以下AAA)も同時開催された。AAAでは、ゲーム、玩具産業からジェットコースター、ウォーターパークなどの大型設備まで、最新の技術やトレンドが紹介され、IPコンテンツのアミューズメント分野への実装・商業化を視野に入れた構成がうかがえた。

中国進出口商品交易会展館によると、一連の国際見本市では4,000社以上の企業が出展し、70を超える国・地域から約23万8,000人の来場があった。会場では華やかなネオンと大音量のゲーム音が鳴り響き、出展していた外資企業からは、「数年前と比較して外資企業の出展数は減少し、中国企業の台頭を実感しているものの、重要な消費市場かつ製造拠点として中国を引き続き重要なエリアとして位置付けている。展示会の機会を通じて、中国のみならずアジア市場に向けたIPコンテンツの販売強化を図っていく考え」とのコメントがあった。

写真 AAA会場の様子(ともにジェトロ撮影)

AAA会場の様子(ともにジェトロ撮影)

(松元郁実)

(中国)

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