メキシコ最大級のポップカルチャーイベント「CCXP MX」、第3回開催

(メキシコ、日本)

メキシコ発

2026年05月13日

メキシコ最大級のポップカルチャーイベント「コミックコン・エクスペリエンス・メキシコ2026(CCXP MX 2026)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」が2026年4月24~26日、メキシコ市内で開催された。CCXPは2014年からブラジル・サンパウロ市で開催されているイベントで、メキシコでは2024年の初開催以降、今回が3回目の開催となった。

会場内には、大型スタジオによる最新映像作品の紹介ブースや、IP(知的財産)を活用した体験型展示、ボードゲームやコスプレエリアが設けられた。日系企業では任天堂、バンダイ、東映アニメーション、ポケモン、キヤノン、いなばペットフードが出展したほか、海外勢ではディズニー、20世紀スタジオ、ワーナーブラザーズ、ユニバーサル、アマゾン、パラマウントなどの映画スタジオ・配信サービス企業が参加し、新作映画・ドラマ、アニメ、ゲームや自社商品のプロモーションを展開した。

また、マテル、ファンコ、ハズブロなどの、IPを活用したフィギュアやアパレル商品を扱うブースも多数みられた。キヤノンは、インフルエンサーやコンテンツクリエーターを主なターゲットとしたカメラ製品のプロモーションを実施するなど、コンテンツ作品の周辺領域へと広がるビジネスのPR施策も展開された。

写真 CCXP MX 2026の出展ブースの様子。左上:クランチロール、右上:ファンコ、下:キヤノン(全てジェトロ撮影)

CCXP MX 2026の出展ブースの様子。左上:クランチロール、右上:ファンコ、下:キヤノン(全てジェトロ撮影)

日本発コンテンツ関係者も登壇

日本のコンテンツ関連では、中南米をはじめとする海外市場で人気を博しているマンガ・アニメ作品「ニワトリ・ファイター」の原作者、桜谷シュウ氏が、メキシコ版を刊行する出版社パニーニの招待によりゲストとして登壇した。作品誕生のエピソードやメキシコとの関わりについて語り、会場ではメキシコ限定表紙版コミックスの販売やサイン会も実施された。

また、ソニーグループが所有する米国アニメ配信サイト、クランチロール主催のステージセッションでは、アニメ「地獄楽」のプロデューサー川越恒氏および監督の牧田佳織氏、さらに「黄泉のツガイ」の声優である宮本侑芽氏が登壇するトークイベントも行われた。さらに、「僕のヒーローアカデミア」とメキシコのサッカークラブであるクラブ・アメリカのコラボレーションが発表されるなど、前年に引き続き、イベント全体を通して日本発のマンガ・アニメ作品に対する根強い人気が示された。

写真 「ニワトリ・ファイター」原作者の桜谷シュウ氏登壇の様子(ジェトロ撮影)

「ニワトリ・ファイター」原作者の桜谷シュウ氏登壇の様子(ジェトロ撮影)

(深澤竜太)

(メキシコ、日本)

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