防衛・安全保障展示会「DSA and NATSEC Asia 2026」開催、1,400社超が出展
(マレーシア)
クアラルンプール発
2026年05月13日
マレーシアの首都クアラルンプールで4月20~23日、東南アジア最大級の防衛・安全保障分野の展示会「DSA and NATSEC Asia」が開催された。マレーシア国防省と展示会を運営する地場企業が主催した。今回は、第19回となる国際防衛装備展示会「DSA」と、サイバーセキュリティーや災害対応も含む国家安全保障をテーマとする「NATSEC Asia」が併催され、自律型ロボットシステム、サイバー防衛、高精度センサーなど幅広い技術が展示された。
主催者によると、「DSA and NATSEC Asia」には、63カ国・地域から1,456社が出展した。また、37カ国・地域がパビリオンを設置し、いずれも過去最多となった(注)。会期中には、国内外の政府・軍関係者や専門家など約4万8,000人が来場した。日本からは、防衛装備庁が初めてジャパンパビリオンを出展し、日本企業10社超が防衛に関わる製品・サービスを紹介した(防衛省お知らせ
)。
ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)
展示会では、マレーシアの国防省(MINDEF)や企業によって、24件の防衛装備の調達や技術協力に関する契約・覚書が締結され、総額は35億4,000万リンギ(約1,400億円、1リンギ=約39円)に上った。内訳は、装備調達契約が12件(11億リンギ)、将来的な案件につながる基本合意書(LOI)が4件(約10億リンギ)、技術移転や現地生産を含む産業協力プログラム関連の合意が8件(約14億リンギ)だった。産業協力プログラムでは、トルコの国防省と防衛産業の協力強化が発表された。
マレーシア国防省は、次の防衛分野の展示会として、2027年4月20~24日に「ランカウイ国際海事・航空宇宙展示会2027」(LIMA2027)の開催を予定している。第18回となる同展示会では、「海・空・宇宙の持続可能なビジョン」をテーマに据えるとした。
(注)詳細はDSAウェブサイト掲載の出展企業リスト
と公式ショーガイド
を参照。
(近藤皐平、山口あづ希)
(マレーシア)
ビジネス短信 6aab14c9208426bb





閉じる