日系食品企業が米アリゾナ州で事業拡大
(米国)
ロサンゼルス発
2026年05月12日
日系食品企業のユナイテッド・フーズ・インターナショナル(UFI、本社:東京都千代田区)は5月7日、米アリゾナ州フェニックス市において、最先端の製造工場となる新施設のオープニングセレモニーを開催した
と発表した。同社は、レトルト、飲料、粉末など幅広い商品分野を取り扱い、企画・開発から製造、販売までを手掛けている。
同社は同州において2021年に工場を開設しており、今回の工場新設により、液体製品の生産能力を倍増させ、高まる製造委託需要への対応力を強化する。新施設では年間800万ガロン(約3,028万リットル)の液体製品を製造することが可能となり、既存施設と合わせた年間生産能力は1,300万ガロン(約4,921万リットル)以上に引き上げられる。また、新施設が本格稼働すれば、最大100人の雇用創出が見込まれる。
同社は事業拡大の背景について、「フェニックス市には優秀な人材、戦略的に優れた立地、長期的な成功を支えるビジネス環境と、当社が成長するために必要な要素が全てそろっている。この新施設により、高品質な製品を提供し続けながら、生産および流通能力をさらに拡大することが可能となる」と述べている。
アリゾナ州への日本企業の投資は引き続き拡大
また、フェニックス都市圏経済開発協議会(GPEC)のクリスティーン・マッケイ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「日本はフェニックス都市圏にとって極めて重要な国際的パートナーの1つとしての地位を確立している。UFIによるフェニックス市での事業拡大は、数年間にわたる地道な協力とパートナーシップの積み重ねによって実現した成果だ」とコメントした。さらに、フェニックス市長のケイト・ガレゴ氏は、「事業拡大を目指す世界中の企業にとって、フェニックス市は依然としてトップの進出先であり続けている。UFIによる今回の決定は、当市に対する日本からの投資が勢いを増していることを示している」と述べた。
アリゾナ州は、2020年から2025年にかけて外国投資受け入れ額が全米1位となる中、2025年における同州への外国直接投資件数では日本がトップとなるなど、日本企業による投資が引き続き拡大している。
(堀永卓弘)
(米国)
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