米ケンタッキー州でウズベキスタン企業がアルミ工場の起工式を開催
(米国、ウズベキスタン)
シカゴ発
2026年05月11日
米国ケンタッキー州ボーリンググリーン市で5月7日、ウズベキスタン企業AKFAアルミニウム・ソリューションズ(注)の新たなアルミ工場の起工式が開催された。これに際し、同州のアンディ・ベシア知事(民主党)は祝意
を表した。
同社は、米国に製造拠点を設ける初のウズベキスタン企業となる。新工場建設に約8,000万ドルを投資し、本格稼働時には331人の正規雇用を創出する見込みだ。同工場は、押し出し成形、アルマイト(陽極酸化処理)、仕上げ加工までの全てを1つの工場で行う、アルミニウムの一貫生産拠点として設計されている。また、米国のエネルギー・環境基準に準拠した施設とし、再生アルミニウムビレットの使用や、エネルギー効率の高いシステムの導入によって、低炭素サプライチェーンを支援する。新工場の本格稼働時期については、現時点で正式な発表はない。
同社は2025年12月の工場設立発表時、ケンタッキー州選定の理由として、「戦略的な立地、熟練した人材、イノベーションを信じる先見性のあるコミュニティー」を挙げていた。現在、北米市場向けの重点分野として、トレーラー向けアルミ部材、建築・産業・ソーラーパネル用途のアルミ部材、CNC加工、HPDC(高圧ダイカスト)などを展開している。
なお、ケンタッキー州経済開発金融局(KEDFA)は2025年12月、ケンタッキー・ビジネス投資プログラムに基づき、同社と10年間のインセンティブ契約を暫定承認した。同契約では、8,000万ドルの投資額および雇用・賃金などの年間目標を達成した場合、最大560万ドルの税制優遇措置が提供される。
(注)同社は、中央アジア最大級の産業企業であるAKFAグループのアルミニウム部門を運営している。AKFAグループは20拠点、8,000人以上の従業員を擁し、年間最大10万トンの製品を生産する。建設、輸送、再生可能エネルギー分野向けの資材を海外市場に供給している。
(星野香織)
(米国、ウズベキスタン)
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