農林水産物・食品輸出額、第1四半期は前年同期比11.7%増も、3月はUAE向けが75.8%減
(日本、世界)
農林水産食品部市場開拓課
2026年05月27日
農林水産省は5月7日、「2026年3月農林水産物・食品の輸出額
(確報値)」を公表した。財務省貿易統計に基づく2026年第1四半期(1~3月累計)の農林水産物・食品の輸出額は、前年同期比11.7%増の4,089億5,733万円と堅調に推移した。国・地域別にみると、米国向けが8.2%増の744億円で首位となった。香港向けは529億円(1.4%増)、台湾向けは456億円(12.1%増)、中国向けは451億円(7.7%増)となった(注)。
3月単月の農林水産物・食品の輸出額は、中東情勢の影響が懸念されるものの、前年同月比8.4%増の1,539億5,155万円を記録した。国・地域別にみると、首位の米国向けは324億円(25.8%増)と増加した。以降、中国向けが184億円(11.7%増)、香港向けが171億円(8.7%減)、台湾向けが151億円(0.3%減)と続く。一方、2025年に日本からの輸出額が19位だったアラブ首長国連邦(UAE)では、75.8%減の2億5,386万円となり、大幅に減少した。
前年同月比で輸出額の増加が大きかった品目としては、緑茶が53億円増の95億円で、主な輸出増加先は米国、ドイツ、英国だった。ブリは46億円増の89億円で、米国、韓国、カナダ向けが伸びた。サバは23億円増の40億円で、主な増加先はベトナム、エジプト、ナイジェリアだった。
輸出額の増加が大きかった国・地域としては、米国が66億円増となり、主な増加品目はブリ、緑茶、カニ(冷凍)だった。次いでベトナムが33億円増で、ホタテ貝、さば、植木などが増加した。韓国は21億円増で、ブリ、ビール、ウイスキーが主な増加品目だった。
詳細な輸出実績については農林水産省「分野別分類/農林水産物の輸出入
」を参照。
なお、ジェトロでは、日本の食輸出1万者支援プログラムや海外見本市、海外商談会、国内商談会、セミナーなどを通じて農林水産物・食品の輸出のさらなる拡大を図っている。
(注)本文中のいずれの数値も少額貨物の輸出額を含まない。
(庄田幸生)
(日本、世界)
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