米ジョージア州連邦下院第14区の特別選挙で共和党候補が勝利、中間選挙の指標に
(米国)
調査部米州課
2026年04月09日
米国ジョージア州では、4月7日に連邦下院第14区の決選投票が実施された。2026年1月に辞職した共和党下院議員マージョリー・テイラー・グリーン氏の空席を埋める特別選挙は3月10日に実施されたが、いずれの候補者も過半の得票率を獲得できなかった。民主党のショーン・ハリス氏(元軍人、畜産農家)と共和党のクレイ・フラー氏(元ルックアウト・マウンテン司法管轄区の地方検事)が決選投票に進んだ。
結果は、共和党のフラー氏が55.9%(「CNN」4月7日、開票率99%時点、ハリス氏44.1%)の得票率で勝利した。ドナルド・トランプ大統領はフラー氏支持を表明していた。
共和党が優勢といわれるこの地区で、2024年にグリーン氏とハリス氏が対戦した際には、グリーン氏が得票率でハリス氏を約30ポイント上回ったが、今回はハリス氏が支持を伸ばし、10ポイント程度の差にとどまった。
ジョージア州ベリー大学のマイケル・ベイリー政治学教授は、今回の選挙の重要な指標の1つは、ハリス氏が45%の得票率に近づけるかどうかだったと指摘する。この結果は、トランプ氏のMAGA(注)支持層への影響力に亀裂が生じる可能性を示唆し、中間選挙への指標となるかもしれない(「ロイター」4月7日)。
(注)「米国を再び偉大に(Make America Great Again)」の略称で、もともとトランプ氏の選挙キャンペーンのスローガンだが、トランプ氏の支持者を表現する際にも用いられる。
(松岡智恵子)
(米国)
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