2026年1~3月の乗用車BEV登録台数、前年同期比2.2倍に

(タイ)

バンコク発

2026年04月16日

タイ運輸省陸運局(DLT)のデータを基にジェトロが4月10日時点で集計したところ、2026年3月のバッテリー式電気自動車(BEV)の新規登録台数は前年同月比16.8%増の1万1,569台だった。内訳は、乗用車が29.1%増の1万115台、二輪車が30.5%減の1,389台となった。ハイブリッド車(HEV)は28.8%増の1万6,187台(乗用車が1万6,123台、二輪車が64台)、プラグインハイブリッド車(PHEV)は42.5%減の1,172台だった(乗用車のみ)。

2026年1~3月の電気自動車(EV)の累計新規登録台数について、タイ電気自動車協会(EVAT)のデータによると、BEVが前年同期比96.9%増の6万2,985台だった。内訳は、乗用車が2.2倍の5万7,056台、二輪車が12.0%減の5,636台だった(添付資料表1参照)。HEVは25.9%増の4万8,052台で、内訳は乗用車が26.2%増の4万7,872台、二輪車が22.7%減の180台だった。PHEVは乗用車のみで、0.9%増の4,168台だった。

DLTのデータ(添付資料表2参照)から、BEV(乗用車)の3月の新規登録台数をメーカー別にみると、1位がCHERY(OMODA/JAECOO)で2,073台(シェア20.5%)、2位がGEELY(ZEEKR)で1,689台(16.7%)、3位がテスラで1,458台(14.4%)だった。中国メーカー合計でシェア80.0%を占めた。また、2026年1~3月のBEV(乗用車)のメーカー別累計新規登録台数では、1位がBYD(DENZA)でシェア23.1%、2位がCHERY(OMODA/JAECOO)で22.1%、3位がSAICモーター・CP(MG)で13.6%、4位がAIONで12.1%となった。中国メーカーの合計シェアは92.3%だった。

HEV(乗用車)の3月のメーカー別新規登録台数(添付資料表3参照)については、1位がトヨタ(LEXUSを含む)で8,103台(シェア50.3%)、2位がホンダで5,657台(35.1%)、3位が三菱自動車で1,460台(9.1%)だった。日本メーカーの合計シェアは97.6%を占めた。また、2026年1~3月のHEV(乗用車)のメーカー別累計新規登録台数では、1位がトヨタ(LEXUSを含む)でシェア49.1%、2位がホンダで36.5%、3位が三菱自動車で8.5%となった。日本メーカーの合計シェアは97.5%だった。

PHEV(乗用車)の3月のメーカー別新規登録台数(添付資料表4参照)については、1位がBYDで371台(シェア31.7%)、2位がメルセデスで189台(16.1%)、3位がBMWで144台(12.3%)だった。また、2026年1~3月のPHEV(乗用車)のメーカー別累計新規登録台数では、1位がBYDでシェア31.3%、2位がメルセデスで13.2%、3位がCHANGAN(DEEPAL)で10.7%となった。

2026年3月末のEV累積登録台数は、前年末比40.7%増の117万2,887台だった。内訳は、BEVが68.0%増の43万5,013台、うち乗用車が82.8%増の33万7,418台、二輪車が31.9%増の9万542台に増加した。HEVは28.6%増の65万2,431台、PHEVは27.0%増の8万5,443台だった。

(上江洲祐貴、チャナットパット・スクマ)

(タイ)

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