2025年のギリシャの日本との貿易収支は黒字転換
(ギリシャ、日本)
ミラノ発
2026年04月03日
ギリシャ統計局の2月6日付発表(暫定値)の貿易統計
によると、ギリシャの2025年の輸出額は前年比2.8%減の約486億ユーロ、輸入額は4.1%減の約821億1,600万ユーロとなった。貿易赤字は約335億1,600万ユーロとなり、前年比5.9%減と改善した。
輸出額の増減を品目別でみると、構成比が上位の順に鉱物燃料、潤滑油および関連製品(構成比26.1%)が前年比14.9%減、食品および生きた動物(18.6%)が9.4%増、材料別に分類された製品(15.5%)が2.6%増だった。輸入額は、機械および輸送用機器(構成比:24%)が前年比8.5%増、鉱物燃料、潤滑油および関連製品(19.9%)が24.4%減、化学製品および関連製品(15.1%)が1.7%増となった(添付資料表1参照)。
日本との貿易をみると、日本への輸出額は前年比41.8%増の約3億1,800万ユーロで、日本からの輸入額は8.8%減の約2億7,900万ユーロだった。日本との貿易収支は約3,900万ユーロの黒字となり、前年の約8,200万ユーロの赤字から黒字に転換した(添付資料表2参照)。
品目別で日本への輸出額において構成比が最大なのは、飲料およびたばこの約82%。中でも、たばこ、およびたばこ代替製品は前年比47%増の約2億6,000万ユーロとなり、日本が輸出先の第1位で全体の約62%を占める。そのほか上位を占める輸出品目は、果実・ナッツ類が約480万ユーロ、医薬品、果汁・ナッツ・野菜などの果汁がいずれも約450万ユーロ、アルミニウム箔(はく)が約400万ユーロとなった。
日本からの輸入額において構成比が最大なのは、機械および輸送用機器で約79%を占める。内訳は、前年比15.7%減となったものの自動車が約1億1,700万ユーロと最も多く、次いで二輪車の約3,300万ユーロ、再生繊維または半合成繊維の長繊維のトウの約1,100万ユーロ、内燃機関ピストンエンジンの約960万ユーロ、ゴムまたはプラスチック加工用機械の約940万ユーロなどが続いた。
なお、2005年と2025年の日本との輸出入額を比較すると、日本からの輸入額は約70%減となっているが、日本への輸出額は約7.2倍に増加している。
(井上友里、山本千菜美)
(ギリシャ、日本)
ビジネス短信 e0207df138799d95





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