湖北省武漢市、域外観光客誘致に向けた行動プランを発表
(中国)
武漢発
2026年04月02日
中国の湖北省武漢市は3月27日、「武漢市域外観光客誘致促進行動プラン(2026~2028年)
」を発表した(文書は3月13日付)。2028年までの目標として、観光客総数を年平均8%以上、観光総収入を年平均10%前後、域外観光客数を年平均30%以上それぞれ増加させる。これにより、武漢市を中部地域における域外観光客の「第一到着地」とすることを目指す。
プランによると、目標達成に向けて次の取り組みを実施するとしている。
- 観光商品の最適化。武漢市の資源的強みと地理的特徴を生かした都市テーマ型観光を確立する。同市の無形文化遺産をテーマとしたルートを考案する。このほか、湖北省をテーマとした観光を発展させ、省を跨ぐ特色ある観光を開発する。
- 観光マーケティングの実施。米国、フランス、英国、香港、マカオ、台湾など、武漢市の伝統的なインバウンド市場でのマーケティングを拡大する。東南アジアの新興市場をターゲットに、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアなどに武漢市の文化・観光プロモーションセンターを設立し、定期的にプロモーションを実施する。
- 観光交通アクセスの改善。総合的な国際航空ハブの整備を加速し、武漢市とシンガポール、マレーシア、タイなど東南アジア路線の増便を図り、国際直行便を累計25路線以上に拡大する。
- 観光関連施設のレベルアップ。高速鉄道駅などでのサービス向上を図る。武漢天河国際空港に入境観光案内サービスステーションを設置し、国際ローミング、SIMカード手続き、外貨両替、配車アプリなどのサービスを集約したワンストップサービスを提供する。
- サービスの質の向上。宿泊・飲食分野では、東南アジア、日本、韓国、欧米などの主要な観光客の出身国・地域の文化や消費習慣を踏まえ、企業が飲食メニューの供給を充実させるよう誘導するとともに、武漢市ならではのグルメのPRを強化する。このほか、文化観光施設では、入境観光客の予約、チケット購入、払い戻しの利便性を向上させるとしている。
(高橋大輔)
(中国)
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