ベルリンの日本大使公邸で第2回ジャパンフードショー開催
(ドイツ、日本)
ベルリン発
2026年04月15日
ジェトロと在ドイツ日本大使館は3月16日、複数の日本産食品を欧州全体でPRするレセプション「第2回ジャパンフードショー」を、ベルリンの日本大使公邸で開催した(2024年12月26日記事参照)。会場には、出展者として日本産食品を輸出する企業や、品目団体、地方公共団体、欧州に拠点を持つ日本食品関連企業計24社・団体のほか、ドイツ国内外からレストラン、ディストリビューター、フードメディア、インフルエンサーなど約240人が参加した。
河津邦彦次席公使のあいさつに続き、本レセプションにおいて日本食材の現地料理へのアレンジを披露したクリストフ・ムラック(Kristof Mulack)シェフ(プライベートシェフ)、ソン・リー(Song Lee)シェフ(Sticks’n’Sushi)、木下良成シェフ(Kabuki Feinkost)が登壇し、日本食材の現地食での利用可能性や魅力を伝えるプレゼンテーションが行われた。
会場では、日本食材を扱う企業などによる試食やPRを通したネットワーキングが行われた。また、出展者から提供された日本食材を利用して、大使館公邸料理長によるカレー、刻みワサビ入りタルタルソースを添えた鶏の唐揚げ、ブリ大根といった和食の定番料理が振る舞われた。さらに上述した3人のシェフによる、「ザワークラウトと熟成しょうゆを合わせたスープのうどん」「カレーソーセージ(日本のカレーパウダーと唐辛子ふりかけ添え)」「みそでマリネしたイベリコ豚」といった創作料理が提供され、日本食材の新しい活用方法が提案された。
このほか、日本産米を使ったおにぎりの提供に加え、現地系の緑茶企業、ラーメン店や和菓子店、洋菓子店、日本酒・ワインの代理店、日本食材スーパーなども参加し、多彩なブースでゲストはさまざまな日本食材の魅力を一度に体験することができた。
愛媛県のブースではリー・シェフによるシマアジのカッティングショー、和牛のブースでは木下シェフによる和牛のセカンダリー(非ロイン部位)のカッティングショーがそれぞれ披露されるなど、実演を通じた訴求も来場者の関心を集めた。
来場したバイヤー・レストラン関係者はベルリンにとどまらず、ハンブルク、フランクフルト、ハノーバー、ミュンヘンなどドイツ各地に加え、英国やポーランド、デンマーク、ルーマニアなど欧州各国からも参加した。出展内容にはJapan Street(注)に登録済みの商品もあり、Japan Street登録バイヤーも多く参加した。出展者からは、試食やネットワーキングを通じて新たな商談や引き合いにつながる有意義な機会となったとのコメントが聞かれた。
木下シェフによる和牛の魅力の解説(Steffen Sinzinger提供)
ムラックシェフによる料理デモ(Steffen Sinzinger提供)
在ベルリンのフードブロガーAnna Zubrytska氏のインスタグラム投稿(Riedel PR提供)
(注)ジェトロが招待した海外バイヤー(海外に販路を持つ国内のバイヤーを含む)専用のBtoBのオンラインカタログサイト。
(西村明子、小菅宏幸)
(ドイツ、日本)
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