ファッションワールド東京が開催、バングラデシュからの出展者が存在感
(バングラデシュ、日本)
企画部企画課
2026年04月14日
在日バングラデシュ大使館とバングラデシュ輸出振興局(EPB)は4月8日、東京ビッグサイトで開催されたファッションビジネス展「ファッションワールド東京(FaW TOKYO)」(会期:4月8~10日)で「バングラデシュセミナー EPAおよびテキスタイル、レザー製品の輸出増加~誇るべきメイドイン・バングラデシュ、日本向け製品への配慮~」を開催し、約40人が参加した。
セミナーに登壇した片岡一生ジェトロ・ダッカ事務所長は、「バングラデシュの経済成長は著しく、所得も向上している。日本企業からも高い注目を集めている」と同国を紹介した。バングラデシュのアダムジー輸出加工区(EPZ)でRFID(radio frequency identification、注)や洗濯ネーム、下地などの衣料副資材を製造する三景(本社:東京都)の狩野哲郎取締役は「バングラデシュの工員は非常に真面目で手先が器用だ。バングラデシュは親日国であり、日本企業が仕事をしやすい。ドルベースで見た際にはコスト面でも優位性がある。バングラデシュに対する良いイメージを持ってもらいたい」と話した。ダウッド・アリ駐日バングラデシュ大使は、「バングラデシュの縫製業は、サステナビリティーなどを重視した工場も多い。今後製品の付加価値を向上させるために、日本の技術と投資に期待したい。日バEPAは、戦略的な経済関係を実現する手段になるだろう」とあいさつした。
セミナーで講演する三景の狩野哲郎取締役(ジェトロ撮影)
同展示会には、バングラデシュ企業24社が出展し、存在感を示した。出展者のTexso Companyのムハンマド・ファイサル・ホサイン代表取締役社長は「現状の輸出先はイタリア、スペイン、英国の欧州市場向けがメインで、日本向け輸出の実績はない。近年エネルギー高などもあり、製造コストが30%程上昇する中、経営方針として輸出先の多角化を目指している。日本とは長期的なパートナーシップ関係の構築ができると期待し、初めて出展した」(ヒアリング日:4月8日)と話し、日本企業との連携に意欲を示した。
出展するTexso Companyのムハンマド・ファイサル・ホサイン代表取締役社長(ジェトロ撮影)
(注)非接触認証・複数同時認証が特徴のICチップを使った、次世代の商品管理システム。
(安藤裕二)
(バングラデシュ、日本)
ビジネス短信 68e982218081ee70





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