サウジアラビア皇太子が高市首相と電話会談
(サウジアラビア、日本)
リヤド発
2026年04月24日
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子兼首相が4月23日、高市早苗首相と電話会談を行ったとサウジアラビア、日本の外務省が発表した。
サウジアラビア外務省の発表によると、両首脳は2国間関係を確認するとともに、さまざまな分野における協力強化について協議を行った。最新の地域情勢が地域および国際レベルの安全保障・経済に及ぼす影響について意見を交わし、緊張緩和、地域の安全と安定、海上安全保障の確保、さらに世界的なサプライチェーンへの影響についても議論をしたとしている。
日本の外務省発表によると、高市首相はイランの攻撃によりサウジアラビアで人的・物的被害が生じていることに対し見舞いの意を表明し、サウジアラビアが外交的解決に向け努力している点を評価した。また、周辺国に滞在していた日本人の出国に際し、サウジアラビアから支援が提供されたことに謝意を示した。
さらに、高市首相は、停戦の維持と事態の早期沈静化、ホルムズ海峡の航行安全確保の重要性を指摘し、米国とイランの対話を通じた合意を期待する日本の立場を説明。これに対しムハンマド皇太子は、日本を含む市場への安定的なエネルギー供給確保に前向きな姿勢を示し、地域の安定化に向け日本と協力していく意向を述べた。両首脳は戦略的パートナーシップ協議会の枠組みの下、eスポーツ、宇宙、人工知能(AI)、投資分野や2030年リヤド万博に向けた協力を強化することで一致したとしている。
(林憲忠)
(サウジアラビア、日本)
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