UBテックが2025年の業績発表、自律型人型ロボットの売上高が大幅増

(中国)

広州発

2026年04月20日

中国のロボットメーカーである優必選科技(UBテック、本社:広東省深セン市)が3月31日に公表した2025年の業績報告によると、同年の同社の売上高は前年比53.3%増の20億100万元(約460億2,300万元、1元=約23円)だった。粗利益は前年の約2倍となる7億5,000万元を計上した。うち、身長160センチメートル以上の自律型の人型ロボットの売上高は、前年から23倍の8億2,000万元と大幅に増加した。

同社発表によると、同自律型人型ロボットについて年間1,000台を超える納入が確定しており、主な導入分野は自動車製造、スマート物流、電子機器製造(スマートフォン、パソコン、通信機器など)、半導体製造、航空機製造、産業データ収集など産業用途が全体の80%超を占めるとした。また、主な取引先として、北米の半導体チップメーカー、欧州の航空機メーカー、大手電子機器メーカーのほか、複数の新エネルギー車メーカーおよび自動車部品メーカーなどを挙げた。

なお、ホンダトレーディングは4月16日付で、同社中国法人の本田貿易(中国)と、UBテック傘下でスマート物流システムを手掛ける無錫優奇智能科技(UQI)との間で戦略的協業契約の締結を発表した。ホンダトレーディングの発表によると、本協業契約締結を通じ、製造および物流分野における人型ロボット活用に関する実証実験を実施するほか、無人物流車などの自動化製品を販売するとした。うち、人型ロボット活用に関する実証実験は、製造・物流現場における生産性向上や業務効率化を目指し、人型ロボットの現場適用可能性や潜在的な将来応用シナリオについて提携先企業の倉庫などを活用して検証する計画だ。

(梁梓園)

(中国)

ビジネス短信 2c345866c15d340e