岐阜大学、インド工科大学グワハティ校と産学技術協力シンポジウムを開催

(インド)

ニューデリー発

2026年04月09日

岐阜大学とインド工科大学グワハティ校(IITG)は3月9~10日、IITG-岐阜大学ジョイント・ディグリー・プログラム(JDP、注)プラットフォームによる「日本-NER(北東インド)産学技術協力シンポジウム2026」をインド北東部のアッサム州グワハティで開催した。

岐阜大学とIITGは2014年に大学間学術交流協定を締結し、2019年からJDPを共同設置している。今回のシンポジウムでは、JDPをはじめとする両大学の連携状況に加え、両大学の教員から研究内容のプレゼンテーションが行われた。また、両大学と連携する日印企業によるプレゼンテーションや、筑波大学および東京大学が実施する学生交流プログラムの紹介、日本学術振興会と科学技術振興機構による日印の研究交流強化のためのプログラムの説明などが行われた。

本シンポジウムには、インド北東地域企業も多数参加し、アッサム州政府は日本からの参加者を招待するレセプションを主催して、活発な意見交換とネットワーキングを行った。

シンポジウム内で開催されたラウンドテーブルでは、北東インド・日本大学連携コンソーシアム(NER-Japan international academic and research consortium)の設立に向けた意向表明書(Letter of Intent:LOI)の署名式が行われた。日本からは岐阜大学が署名し、インドからはIITGを含めた北東インドに所在する計21大学が署名した。本コンソーシアムで岐阜大学は日本側の調整機関となり、IITGと連携し、北東インドと日本の大学・政府・産業界の連携を推進することとなる。署名式では、IITGと岐阜大学の連携を基盤に、産官学の日印連携がインド北東地域の開発につながるよう、参加大学から強い期待が表明された。

岐阜大学の小山博之グローカル推進機構長は、「今後も日印両政府と協力し、岐阜大学とIITGの連携強化を進めていきたい。岐阜大学とIITGのJDPを基にした人材交流を推進するとともに、産学連携を通じ日本企業の北東インドでのビジネスチャンスや企業と大学間の共創を生み出したい」と述べた。

写真 ラウンドテーブルの様子(ジェトロ撮影)

ラウンドテーブルの様子(ジェトロ撮影)

(注)日本の大学に、外国の大学と連携して共同の教育課程(国際連携教育課程、JDP)を編成する学科・専攻(JD学科など)を設置し、連名で1つの学位記を出すことを可能とするプログラム。

(佐藤利昭)

(インド)

ビジネス短信 23addf001dcd1af2