米ニュージャージー州連邦下院第11区の特別選挙、民主党候補勝利
(米国)
調査部米州課
2026年04月17日
米国ニュージャージー(NJ)州の連邦下院第11区では、州知事に選出されたマイキー・シェリル氏(2025年11月6日記事参照)の空席を埋める特別選挙が4月16日に実施された。
民主党のアナリリア・メヒア氏(民主活動家)が6割近い得票率で(開票率94%時点、CNN4月16日)、共和党のジョー・ハサウェイ・元ランドルフ市長を退け勝利した。
メヒア氏は、バーニー・サンダース上院議員(民主党)の2020年大統領選キャンペーンで全米政治ディレクターを務め、長年にわたり進歩派の活動家として活躍してきた。
共和党は選挙キャンペーンで、メヒア氏を「社会主義者」と定義することに専念してきたが、民主党支持者が共和党支持者を6万人以上も上回るこの地域では、効果がなかったとみられる(政治専門紙「ポリティコ」4月16日)。
今回のメヒア氏勝利は、11月の中間選挙でどのような候補者が有利になるかを巡って依然として意見が割れている民主党内での議論を大きく左右するだろう。ドナルド・トランプ大統領に忠実な共和党が連邦下院・上院を支配しており、民主党は少なくともどちらかで過半数を獲得することで、ワシントンでの大統領の権力を弱体化させたいと考えている(「ニューヨーク・タイムズ」紙4月16日)。
メヒア氏の勝利によって、連邦下院の各党議席の差はさらに縮まる見込みだ(4月16日現在:共和党217、民主党213、無党派1、空席4)。
NJ州では、11月の中間選挙の予備選が6月2日に実施されるが、メヒア氏、ハサウェイ氏ともに立候補している。
(松岡智恵子)
(米国)
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