第1四半期の乗用車新規登録台数、BEVとPHEVが好調

(ドイツ)

ミュンヘン発

2026年04月17日

ドイツ連邦自動車局(KBA)は4月7日、2026年第1四半期(1~3月)の国内乗用車新規登録台数を前年同期比5.2%増の69万9,404台と発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

燃料別にみると、特にバッテリー式電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)が好調だった。BEVの新規登録台数は前年同期比41.3%増の15万9,630台となり、22.8%のシェアを占めた。3月のみでは7万663台となり、前年同月比で66.2%増加した。PHEVの2026年第1四半期新規登録台数は前年同期比19.3%増の7万6,114台で、シェアは10.9%となった。ハイブリット車(PHEVを含む)は同10.4%増の28万2,680台となり、シェアは40.4%となった。

一方、ガソリン車とディーゼル車は振るわず、大幅に減少した。ガソリン車は前年同期比16.1%減の15万9,058台となり、シェアは22.7%となった。ディーゼル車のシェアは同6.5%減の9万6,311台となり、シェアは13.8%となった。液化石油ガス(LPG)車は同41.2%減の1,692台だった。

ドイツ自動車工業会(VDA)は、BEVとPHEVの大幅増とガソリン車・ディーゼル車の減少がイラン情勢およびそれに伴うガソリン価格の高騰と関係があるかどうかは、通常注文から登録まで数カ月のタイムラグがあるため、現時点ではまだ判断できないとした。

ブランド別にみると、ドイツ自動車大手3ブランドについて、フォルクスワーゲン(VW)は13万1,012台(前年同期比5.3%減)と18.7%のシェア、メルセデス・ベンツが5万9,095台(2.4%減、シェア8.4%)、BMWが5万8,547台(8.1%増、シェア8.4%)と続いた。また、シュコダは24.6%増の6万2,438台でシェアは8.9%、アウディは7.1%増の5万1,586台でシェア7.4%となった。

日本メーカーでは、トヨタ自動車(レクサスを除く)の1万5,706台(前年同期比14.9%減、シェア2.2%)を筆頭に、マツダ1万2,830台(20.8%増、シェア1.8%)、日産自動車9,078台(3.2%減、シェア1.3%)、スズキ6,190台(1.5%増、シェア0.9%)、三菱自動車3,057台(40.3%減、シェア0.4%)が続いた。

(アンナ・グリンフェルダ)

(ドイツ)

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