接戦の米ジョージア州連邦上院選、アリゾナ州知事選で現職民主党候補がやや優位、世論調査

(米国)

調査部米州課

2026年03月09日

米国マサチューセッツ州ボストンのエマーソン大学は3月5日、ジョージア州の連邦上院選などに関する世論調査結果(注1)を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。連邦上院選を想定した問いでは、現職の民主党ジョン・オソフ氏の支持率が各共和党候補者を上回った。オソフ氏(47%)対バディ・カーター連邦下院議員(44%)、オソフ氏(48%)対マイク・コリンズ連邦下院議員(43%)、オソフ氏(49%)対デレク・ドゥーリー氏(41%、フットボールコーチ)という結果だった。

同大学世論調査のエグゼクティブディレクターのスペンサー・キンボール氏は、「オソフ氏は、無党派層の強力な支持基盤に支えられている」「同氏は、無党派層では共和党の潜在的な対立候補を平均16ポイントリードし、50歳以下の有権者では平均12ポイント、女性では平均8ポイントリードしている」と述べた。

連邦上院選の共和党予備選を想定した問いでは、コリンズ氏の支持率が30%と、カーター氏(16%)、ドゥーリー氏(10%)をリードする。

予備選は5月19日実施予定だ。

アリゾナ州知事選で、現職の民主党ホッブス氏がリード

調査会社ノーブル・プレディクツ・インサイトが2月に実施した世論調査外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注2)によれば、11月のアリゾナ州知事選で民主党、共和党の立候補者の直接対決を想定した問いでは、民主党の現職ケイティ・ホッブス氏と共和党アンディ・ビッグス連邦下院議員の組み合わせで、ホッブス氏の支持率が42%とビッグス氏(37%)を上回った。ホッブス氏と共和党デビッド・シュウェイカート連邦下院議員との組み合わせでも、ホッブス氏が44%とシュウェイカート氏(35%)を上回った。未定はそれぞれ16%だ。

共和党予備選を想定した問いでは、ビッグス氏の支持率が40%とシュウェイカート氏(19%)を大きく上回った。ドナルド・トランプ大統領の支持を受けていたカリン・テイラー・ロブソン氏(弁護士)が2月に知事選からの撤退を発表し、その支持がビッグス氏に回ったとみられる。

予備選は7月21日実施予定だ。

いずれの結果でも現職民主党候補は過半の支持を獲得していない。選挙情報サイト、クック・ポリティカル・レポート(CPR)の選挙予想格付けによれば、ジョージア州連邦上院選(1月12日付、注3)、アリゾナ州知事選(2月17日付)ともに接戦とされる。

(注1)実施時期は2026年2月28日~3月2日。対象者はジョージア州の投票予定者1,000人。

(注2)実施時期は2026年2月23~26日。対象者はアリゾナ州の登録有権者1,023人。

(注3)選挙予想格付けは、(当選)確実、かなり優勢、やや優勢、接戦の順となる。

(松岡智恵子)

(米国)

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