コロンビア議会選挙、左派パクト・イストリコが躍進、右派も伸長
(コロンビア)
ボゴタ発
2026年03月12日
コロンビアでは3月8日、上下両院の議会選挙が行われた。国家市民登録局(Registraduría Nacional del Estado Civil)の速報を基にした報道によると、上院は開票率99.56%の時点で102議席中(注1)、最も多く議席を獲得したのは左派連合のパクト・イストリコで、現議会より5議席多い25議席となった(添付資料表1参照)。次いで右派の民主中道党が現議会より4議席多い17議席、以下、自由党(中道左派、13議席)、緑の党が中心となっている連立のコロンビア同盟(中道、11議席)、保守党(右派、11議席)となった。
下院は開票率99.53%の時点で181議席中、パクト・イストリコが最多の39議席を獲得した。続いて民主中道党が30議席、自由党が29議席、保守党が20議席となった(添付資料表2参照)。
議会選挙と同時に、連立ごとに大統領候補を絞り込むための予備選挙(Consulta)も実施された。同投票は、各連立から立候補を表明している候補者に対し、有権者が任意で1票を投じるもの。開票率99.86%の時点で、右派連立グラン・コンスルタ・ポル・コロンビアではパロマ・バレンシア氏が最多の323万6,286票を獲得した。中道連立コンスルタ・デ・ラス・ソルシオネスでは前ボゴタ市長のクラウディア・ロペス氏が57万4,670票、左派連立フレンテ・ポル・ラ・ビダではロイ・バレラス氏が25万7,037票を獲得し、5月31日に行われる大統領選挙への立候補が確定した。そのほかの有力候補である、パクト・イストリコのイバン・セペダ氏は今回の予備選には参加できなかったが(注)、5月の大統領選には立候補する見込みだ。また、右派のアベラルド・デ・ラ・エスプリエジャ氏や中道のセルヒオ・ファハルド氏は今回の予備選に参加しなかったものの、大統領選への立候補が有力視されている。
(注1)直接選挙による102議席に加え、大統領選の2位候補に与えられる特別枠1議席が追加されるため、上院は計103議席となる。
(注2)パクト・イストリコは2025年10月、連合内部の予備選挙(consulta popular interna)を実施。イバン・セペダ氏は150万票以上を集め勝利したが、コロンビア全国選挙審議会(CNE)は2026年2月4日、1人の候補者が同じ選挙期間内に複数の予備選に参加することは法律上できないと判断し、今回の参加がかなわなかった。
(木村香菜)
(コロンビア)
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