「2026上海グローバル投資促進大会」が開催

(中国)

上海発

2026年03月27日

中国の上海東方ハブ国際商務合作区(2024年11月25日記事参照)で3月14~18日、「2026上海グローバル投資促進大会」が開催された。同大会は、世界の企業家、起業家、投資家を対象に、上海の投資環境および将来的な投資機会を発信することを目的としている。開幕式では、陳吉寧上海市党委員会書記があいさつを、龔正(キョウ・セイ)上海市長が投資環境に関する基調講演を行った。

陳書記は、あいさつの中で第15次5カ年規画(2026~2030年)について触れ、「中国の投資環境は長期的に安定し、予見可能である」と述べた。その上で、一流のビジネス環境、イノベーション創出環境、消費環境の整備に注力し、世界的影響力を持つ社会主義現代化国家の国際大都市の実現に向けて取り組んでいることを強調した。さらに、開催地の上海東方ハブ国際商務合作区は、中国の高水準な対外開放における新たな試みであり、同区内の政策設計および機能面のイノベーションが、ハイエンドビジネス、国際会議・展示、専門的なトレーニングなどの分野に新たな発展機会をもたらしていると紹介した。

龔正市長は、第15次5カ年規画における上海市の投資環境および投資機会について説明した。上海市の戦略的位置づけに基づき、「5つのセンター」(注1)の建設加速を中核目標とし、(1)「新質生産力」(注2)の育成、(2)高水準の改革開放の深化、(3)都市管理水準の向上の3点を重点方針として掲げた。

大会には、稀宇科技(ミニマックス)、ツァイスグループ、アムジェンなどから経営陣が登壇し、上海を投資先として選び、同地に根を下ろした理由や感想を語った。さらに、著名企業の代表、商工団体、投資機関、大学・研究機関の責任者、上海市関係部局、各行政区および重点産業パークの責任者ら約500人が参加した。

同大会に合わせて「Invest Shanghai」イベントウイークが開催され、世界各地から参加した企業家や投資家を対象に、官民円卓会議やビジネスマッチングなどが実施された。

(注1)5つのセンターとは、経済、金融、貿易、輸送、科技イノベーション分野の各センターを指す。

(注2)イノベーション主導で、従来型の成長モデル・アプローチから脱却し、ハイテク、高効率、高品質を特徴とする先進的な生産力を指す。

(陸姿音)

(中国)

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