サウジアラビアと米国が電話会談、イランのミサイル攻撃を強く非難

(サウジアラビア、米国、イラン)

リヤド発

2026年03月02日

サウジアラビア外務省は3月1日、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子兼首相が米国のドナルド・トランプ大統領と電話会談を行ったと発表した。

電話会談の中で、トランプ大統領は、サウジアラビアがイランから受けたミサイル攻撃を米国として強く非難し、これらの攻撃がサウジアラビアの防空部隊によって迎撃されたことに触れた。また、「米国は地域の安全と安定を損なうイランの違反行為に対処するために、サウジアラビアが講じるあらゆる措置を支持し、全面的に支援する姿勢を示した」と報じられている。

同省によると、このミサイル攻撃は2月28日に発生し、リヤド地域および東部州が標的にされていたという。同省は、「これらの攻撃はいかなる口実や手段によっても正当化できない」と強調したうえで、「サウジアラビアが自国の領空や領土を、イランを標的とする攻撃に利用することを容認しない」と事前に明確に表明していたにもかかわらず、「イラン当局が攻撃を実行した」として強く非難した。

なお、サウジアラビアは湾岸諸国、欧州、アラブ諸国、さらに欧米各国の首脳らとも相次いで電話会談を行い、地域情勢やイランによる攻撃への対応について協議を進めている。

(林憲忠)

(サウジアラビア、米国、イラン)

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