ジェトロ、プラハで日本産和牛の調理デモンストレーションを実施
(チェコ、日本)
プラハ発
2026年03月31日
ジェトロは3月12日、チェコでの日本産和牛の販路拡大を目的に、同国で既に親しまれている料理をベースにした和牛メニューを紹介する調理デモンストレーションイベントをプラハ市内で開催した。日本酒造組合中央会の協力を得て、日本から酒蔵3社と、日本酒を取り扱っている当地輸入業者2社も出展し、調理デモで披露された和牛の試食とともに、20種類の日本酒の試飲も行われた。
同イベントには、レストランのほか、卸売業者や輸入業者など、日本産和牛の調達に関心のある事業者約30人が参加。チェコ国内のみならず、ルーマニアから参加した事業者もいた。
和牛調理の実演は、チェコの飲食料品・小売り大手Ambiente(アンビエンテ)グループ傘下の食肉業者Naše maso(ナシェマン)が担当。実演では、鳥取和牛を使用し、「かつ和牛」「和牛タルタル」「和牛串」の計3品を紹介した。参加者からは、和牛の焼き時間やタレの味付け、またシェフが「和牛串」に使用した柚子胡椒(ゆずこしょう)などについての質問が絶えず出されていた。いずれのメニューも参加者からは好評だった。参加者を対象とした事後アンケートでは、本イベントをきっかけに、顧客に紹介または自社のレストランメニューに導入したい品目として、「和牛タルタル」と「和牛串」が最も多く挙げられた。高品質な日本産和牛そのものと、「和牛串」とタレの組み合わせが奏(かな)でる香ばしい風味を高く評価する声があった。
シェフが参加者の目の前で和牛を調理するデモンストレーションは大変好評で、参加者からは、「調理工程をじっくり見ることができる貴重な機会だった」「和牛の良さを引き出す料理と調理工程を詳しく学べる場を常に求めている」といったコメントが寄せられた。また試食中には、参加者同士での積極的なネットワーキングも行われた。
和牛の旨味(うまみ)を生かしたタルタルなど、当地でも食されている料理の素材を和牛に置き換え魅力をアピールすることで、チェコでのさらなる販路拡大が期待される。
調理時の様子(ジェトロ撮影)
(井手美希)
(チェコ、日本)
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