ジェトロ、ワルシャワで三重県産酒類の試飲会を実施

(ポーランド、日本)

ワルシャワ発

2026年03月03日

ジェトロは223日、ポーランド・ワルシャワ市内のレストランで、日本酒を中心とした三重県産酒類の試飲会を開催した。会場にはレストランの購買担当者、シェフ、メディア関係者など約30人を招き、ジェトロは三重県の酒蔵を中心とした17社の41商品の試飲を提供した。

写真 会場の様子(ともにジェトロ撮影)

会場の様子(ともにジェトロ撮影)

本イベントは、大阪・関西万博を契機に三重県内企業とポーランド企業のビジネス交流機会を創出するために2025年9月にジェトロが日本に招聘(しょうへい)した、日本産酒類の輸入に関心をもつポーランドのバイヤーとの連携により実施したフォローアップ事業で、三重県産酒類のポーランド市場への展開を後押しする取り組みだ。三重県には30超の酒蔵などが存在し、海外展開に取り組む酒蔵もあるものの、経済成長が続くポーランド市場への挑戦は多くの酒蔵にとって初めてだ。

ポーランドでの日本酒の需要について来場者に聞いたところ、「日本食ブームが広がっているものの、消費者・レストラン経営者ともに日本酒に関する知識が欠けており、特に地方では顕著だ」「このような試飲会に参加することで、日本酒の違いを知り、シーンや料理に合った商品や、その正しい提供方法を学ぶことができるので大変ありがたい」などの声が上がった。ポーランドの消費者の好みについては、料理に合うような主張の強すぎない酒、また女性の間では果汁が入った甘めの酒が人気だというコメントがあった。

2025年9月のバイヤー招聘による交流と今回の試飲会を経て、本格的な新興ポーランド市場の開拓が期待される。

(金杉知紀)

(ポーランド、日本)

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