海外スタートアップ11社、北海道での実証成果を発表
(日本、韓国、米国、カナダ、英国)
イノベーション部ビジネスデベロップメント課
2026年03月10日
Scrum Ventures(米国)およびスクラムスタジオ(日本)が主催する、グローバルスタートアップ支援プログラム「Hokkaido F Village X(HFX)」のデモデイが2月26日、エスコンフィールドHOKKAIDOで開催された。ジェトロは対日投資の取り組みの一環として、リソースパートナー(支援的役割)を務めた。世界29カ国310社の応募の中から、ジェトロが推薦した企業を含む11社の海外企業が採択された。
デモデイ当日は、製造業や自治体関係者など約180人が参加した。登壇した11社は、本プログラムを通じて得られた実証成果や、今後の北海道における事業展開についてピッチを行った。ピッチ後のネットワーキングも活発に行われ、来場者投票による「オーディエンスアワード」は、電池不要の冷却素材を開発するEztia(米国)が獲得した。
オーディエンスアワードを受賞したEztia(ジェトロ撮影)
事業協創期間(2025年9月〜2026年2月)内において、HFXは北海道での事業実証・実装の実現を目指し、道内企業および自治体と採択企業との対話支援や具体的な実証計画の策定支援を行っている。実証事業については採択企業のうち10社で実施され、北海道日本ハムファイターズの選手への製品提供によるデータ取得や、北海道大学の学生を起用した産学連携での実証など、地域資源を活用した検証が行われた。また、Nature Coatings(米国)とMori(米国)による完全バイオベースの黒色コーティング剤の共同開発なども進められた。
HFXは2026年度に第2期の開催が決定しており、引き続き北海道においてグローバルな事業共創が加速することが期待される。
【登壇企業一覧(登壇順)】
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Eztia
(米国):電池不要で長期間持続する冷却素材 -
Nature Coatings
(米国):100%バイオベース黒色顔料 -
Mori
(米国):果物・野菜向け鮮度保持コーティング -
Trip to Japan
(日本):All-in-1日本旅程作成ツール -
Streaming House
(韓国):自治体と企業をつなぐ地域創生ワーケーション支援(リンク先は同社の運営するワーケーションプラットフォーム) -
Waymap
(英国):モーションセンサーを活用した屋内外ナビゲーション -
Seoul Dynamics
(韓国):自走ロボット(自動走行無人フォークリフト、無人除雪ロボットなど) -
Apptronik
(米国):AI(人工知能)搭載ヒューマノイドロボット -
Pontosense
(カナダ):非侵襲型ワイヤレスRFセンサー -
Fainders.AI
(韓国):AI無人レジ技術 -
TechMagic
(日本):AIおよびロボティクスによる厨房(ちゅうぼう)・食品工場自動化
(小野泰之)
(日本、韓国、米国、カナダ、英国)
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